平和行政について 、平和の尊さ、戦争の悲惨さを認識し、後世に伝えて行くことが私たちの責務であります。今年度も「平和を守る北中城村民の会」の事業活動と連携して、平和意識の高揚に向けた取り組みを進めてまいります。
男女共同参画について、県内市町村でも管理職の女性登用状況は上位にあり、今後も引き続き各種委員会、審議会等の女性登用率を堅持するように努めます。また、人権問題に対する正しい認識を村民に広めるため、沖縄県人権啓発活動地域ネットワーク協議会と連携し、人権相談等を実施いたします。
海外移住者子弟研修生の受け入れについては、今年度も南米3カ国(アルゼンチン・ブラジル・ペルー)から研修生を受け入れ、北中城村・沖縄の伝統文化の習得、日本語学習の研修を実施いたします。
基地跡地利用の促進については、返還予定地の「ロウワープラザ地区」や「喜舎場ハウジング地区の一部」と「アワセゴルフ場」について、返還後の速やかな跡地利用をめざし、国の大規模駐留軍用地跡地等利用推進費やプロジェクト・マネージャー派遣事業などを活用して、跡地利用計画の策定に取り組んでまいりました。
今年度は、アワセゴルフ場が返還を迎える年度となっており、計画策定における最重要年度となります。返還後の跡地利用計画を早期実現させるため「アワセゴルフ場跡地利用整備計画実現化支援業務」、「自然環境調査業務」、「環境影響評価方法書作成業務」など、事業化のための調査を行います。
また、平成19年度末返還予定であった、ロウワープラザ地区や喜舎場ハウジング地区については、米軍再編との関係で返還が遅れております。具体的な返還時期についてはまだ明らかになっておりませんが、引き続き地権者活動を支援してまいります。
さらに、喜舎場ハウジング地区については、喜舎場スマートインターチェンジのフルインター化実現に向けて関連調査を行います。