北中城村「村民平和の日」村長メッセージ
更新日:2026年05月03日
北中城村「村民平和の日」制定にあたって
北中城村では、このたび、5月3日を「村民平和の日」 と定めました。
この日の制定は、戦争の犠牲となられたすべての方々を追悼し、命の尊さをあらためて深く胸に刻むとともに、二度と戦争の惨禍を繰り返さないという固い決意を、村民がともに確認し、未来へ継承していくためのものです。平和は、ただ願うだけで守られるものではありません。過去に学び、その教訓を受け継ぎ、日々の暮らしの中で実践していくことによってこそ、確かなものとなります。
5月3日 は、本村にとって平和への誓いが重なる、極めて意義深い日であります。
一つは、1982年に本村が非核宣言を行った日 であることです。本村は、平和憲法を守り、この村を永久に非核地域とする決意を明らかにし、核兵器廃絶と世界恒久平和への願いを力強く内外に示しました。
二つは、1983年に「平和を守る北中城村民の会」を結成した日であることです。官民が心を一つにして草の根の平和運動に取り組んできた歩みは、本村の誇りであり、平和行政の礎となっております。
さらに、5月3日は、日本国憲法が施行された憲法記念日 でもあります。恒久平和を希求する憲法の理念は、私たちが次代へ確かに引き継ぐべき大切な基盤であります。
本村は、長年にわたり 「平和で活力ある田園文化村」 を将来像に掲げ、先人たちが築いてきた平和への歩みを大切に守り育ててまいりました。また、日本非核宣言自治体協議会の草創期からの一員として、核兵器のない世界と恒久平和の実現に向け、連帯の輪を広げてまいりました。
いま、戦争を知らない世代が大半を占める中にあって、戦争体験の風化が強く危惧されています。だからこそ、私たちは沖縄戦をはじめ先の大戦の記憶と教訓を決して忘れてはなりません。先人たちが遺した 「命どぅ宝」 の精神を胸に刻み、平和の尊さを深く見つめ直し、戦争やそれを誘発するあらゆる行為に対して、毅然とした姿勢を示していくことが重要であります。
北中城村「村民平和の日」 が、村民一人ひとりにとって平和の意義をあらためて心に刻み、未来への責任を共有する日となることを願っております。北中城村はこれからも、先人たちの志を受け継ぎ、村民の皆さまとともに、平和を守り、育み、次の世代へと引き継いでまいります。
令和8年5月3日 北中城村長 比嘉 孝則
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