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受賞者のみなさん
宜野湾地区交通安全功労者等 表彰式

 5月29日、JAおきなわ宜野湾支店ホールで宜野湾地区交通安全協会(花城清英会長)の平成18年度交通安全功労者等表彰式が行われ、本村から安里 治さん(喜舎場自治会長)、名幸房男さん(渡口自治会長)、長山ますみさん(県営北中城団地自治会長)、我謝那奈子さん・田中和美さん(村婦人連合会)が交通安全功労者として表彰を受けました。また、交通安全優良団体として村老人クラブ連合会(安里一三会長)、交通安全優良学校として学童ふれあいクラブパークサイド児童学園が表彰されました。

北中城小学校 平和についての講演会


 慰霊の日に向けて6月22日、北中城小学校で伊佐順子さん(屋宜原)を講師に平和についての講演会「沖縄戦とわたし」が行われました。当時14歳だった伊佐さんはひめゆり学園への入学が決まった矢先、米軍の上陸により家族とともに本島南部へ避難。傷ついた家族と別れて戦下を移動したこと、沖縄戦が終わった6月23日に「何も悪いことはしていないのに、何でこんな世の中になったのか」と言い残して亡くなられた母親の事などを涙ながらに語り、「死んでいる母親の隣で泣く子を見ても通り過ぎるだけ。戦争は人間が人間でなくなる。もう二度と私たちの様に戦争で苦しむことがあってはいけない。『命(ぬち)どぅ宝』。思いやりの心、感謝の気持ちを持ち、友達と仲良く助け合いながら生きて下さい」と戦争の悲惨さや命の大切さを伝えました。
 講演を聴いて平良真心(こっころ)さん(3年)が「戦争は想像していた以上に怖くて悲しいことだと思った。地球のどこでも戦争がなくなり、どこの人とも手をつないで仲良く暮らしていける未来を創りたい。二度と戦争が起こらないよう、私たちが頑張らないといけない」と感想を述べました。


伊佐さん(上)と話に聞き入る児童(下)


平和について考えました

慰霊の日 中村家で

 6月24日、第13回金城明美先生による読み聞かせ会が中村家で行われ、村内外の親子300名余が参加しました。つるちゃんの読み聞かせをはじめ盛沢山の平和に関するプログラムがいっぱい!会場では手話の解説もあり、心から平和を祈りました。
茶の間通信員 我謝那奈子
村商工会ボランティア清掃活動

 6月10日の商工会の日にちなみ、北中城村商工会(安里邦夫会長)が6月24日に村展望広場(村商工会館南側)の清掃活動を行いました。梅雨明けの蒸し暑さの中、60名余りの会員・各部員のみなさんが参加し、生い茂った草木を重機や草刈り機、チェーンソーなどを用いて伐採。作業後、見違える程にすっかり生まれ変わったこの広場には、後日、松の木が植樹される予定です。

こんなに生い茂った草木が…→
スッキリきれいになりました!

 児童の質問に答える島袋さん

「夢をあきらめない」島袋小学校で福祉講話

 5年前に踏切事故に遭い、膝下10センチ以下の両脚を切断するという障がいを乗り越えて義足でフルマラソンなどに挑戦している島袋勉さん(43歳)を招き、6月27日に島袋小学校(伊佐明美校長)で福祉講話「夢をあきらめない」が開催されました。会場には全校生徒305名に加え、約30名のご父母の皆さんも参加。
 島袋さんは事故との遭遇、闘病生活、社会復帰までの軌跡や、苦手な事が出来れば何でもできるのではないかと思い(苦手な)マラソンを始めたことなどを語りました。事故による記憶障がいもあり、記憶力の回復に努力した経験も踏まえ、「どんなに能力が劣っても、それを補う方法を考えてしっかりやっていれば普通の人と同じことができる。障がいを言い訳にしない。苦しくても諦めない。難しいことでもできる方法(やり方)を考えればどんなことでもできる」と伝えました。講演後、島袋さんが会場の体育館内をぐるりと走ると、その速さと力強さに圧倒された場内から大きな拍手が湧きました。

島袋ホエールズ優勝報告


 6月17・18日に開催された第65回中城ブロック学童軟式野球大会で優勝した島袋ホエールズ(山田晴憲監督)の選手が6月28日に新垣邦男村長を表敬し、優勝報告を行いました。キャプテンの大城誠人(せいと)君(6年)は「(チームに)入って初めての優勝でうれしかった」と感想。新垣村長は「優勝した感激を忘れずにこれからも頑張って下さい」と激励の言葉を送りました。7月開催の県大会に向けて、藤田健司郎(けんじろう)君(6年)は「県大会では勢いでも実力でも勝ちにいきたいと思う」と意欲を語りました。


県大会もがんばります!


心地よい演奏で会場を和ませる
北中城中学校吹奏楽部のみなさん

村商工会女性部チャリティーグラウンドゴルフ大会 北中城中学校吹奏楽部へ楽器購入資金を贈呈

 6月18日、北中城村商工会女性部(比嘉春枝部長)主催の第4回チャリティーグラウンドゴルフ大会がしおさい公苑で開催されました。会場では、収益金の贈呈先となった北中城中学校吹奏楽部の演奏が和やかな雰囲気を演出。初夏を感じさせる炎天下の中、200名余りの参加者で賑わいました。
 収益金は北中城中学校吹奏楽部へ楽器購入資金として、また、中城村役場へ大規模な地滑り被害への義援金として6月27日に贈呈されました。贈呈を受けた北中城中学校の我謝達美校長は「楽器が古く、修理をして使っているので子ども達もとても喜んでいます」とお礼を述べました。

我謝校長へ楽器購入資金を手渡す
比嘉部長(中央)と内間副部長(左)

第11回村老連グラウンドゴルフ大会


 6月29日、若松公園で村老人クラブ連合会(安里一三会長)のグラウンドゴルフ大会が行われました。最高齢者の喜納徳賀さん(熱田・90歳)・新垣初枝さん(石平・87歳)をはじめ、約230名の会員が参加。今大会ではホールインワン賞が31名も出ました。
成績は次のとおり。
 優 勝:与儀 真一(瑞慶覧)・仲里美枝子(瑞慶覧)
 準優勝:伊集 守保(安谷屋)・伊佐 順子(屋宜原)
 3 位:比嘉長太郎(大 城)・与儀 キク(瑞慶覧)
成績上位18名は10月に開催される中部地区大会へ派遣されます。


そのまま、まっすぐよ〜


アーサに混じった雑草などを取り除く市田さん(左)と比嘉さん(右)(北中城村漁業組合にて)

職場体験学習

 職業について自分の適正を理解し、働く人々の生き方に触れたり自己の将来の生き方の参考になるようにと、7月4日から6日までの3日間、北中城中学校の2年生(177名)が村内の企業・事業所などで職場体験学習をしました。村役場産業振興課のもとでアーサの精製やパッションフルーツ植えなどを体験した市田大翔さんと比嘉貴博さんは「きつくて辛いこともあったけど楽しかった」と体験学習を振り返りました。

北中城中学校へ図書の寄贈


 7月6日、医療法人真愛会伊佐整形外科の伊佐眞院長より、北中城中学校(我謝達美校長)へ図書の寄贈がありました。伊佐院長は平成16年度から毎年10万円分の希望図書を北中城中学校へ寄贈。図書館司書の玉城こずえさんは「流行の本や子ども達の好きな本がいただけるので、ありがたいです」とコメント。送られた本は生徒の図書活動や学習に役立てています。

図書を寄贈する伊佐院長(左)


ゆかた姿でにっこり

「お茶をどうぞ」「お点前ちょうだいいたします」

 7月7日、喜舎場保育所で七夕お茶会(裏千家)が開かれました。ぞう組(5歳児)の女の子はゆかた姿、男の子は白足袋に見立てたソックスを履き、いつもと違った雰囲気でおすまし顔。七夕にちなんだ短冊の形をした手作りのお菓子をいただき、神妙な面持ちでお茶を待ちます。心を込めて作られたお菓子やお茶をいただくことで、きちんとした場で挨拶ができることを身につけ、ひとつ大きくなったという喜びを味わいました。3月のひな祭りには、お茶の先生の指導のもとで園児がお茶を点て、お友達へ振る舞い合うことを予定しています。

「ふれあいと 対話が築く 明るい社会」


社会を明るくする運動 保護司が協力を呼びかけ
 7月12日に宜野湾市で行われた「第56回 社会を明るくする運動」に先立ち、7月6日、北中支部の保護司らが、運動への理解と協力を呼びかける法務大臣メッセージ等を大城盛次郎助役(村長代理)と川上辰雄教育長へ伝達しました。社会を明るくする運動は犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更正について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。今年は「ふれあいと 対話が築く 明るい社会」をスローガンに実施されました。


明るい社会を築きましょう

column rogo

中頭農学校
 中頭郡各村組合立の甲種程度の農学校。1907年(明治40)12月宜野湾間切普天間(現普天間高校敷地)に開設された。中頭郡各間切(現市町村)から優秀な生徒が入学した。1908年在籍64人。1911年には計111人で、その内訳は、1年45人、2年35人、3年31人であった。
 退学者が多いが、その理由は、学費の未納や、教科が多く授業についていけない等である。明治44年3月の卒業時、入学した時に数十人いた生徒で、卒業した者は27人であった。
 実践的教育は地域から高く評価され、各界に有為な人材を送り出した。学校に近い安谷屋には、具志川・勝連・与那城出身の生徒が下宿していた。
 1916年(大正5)、嘉手納に県立農学校が開校するにあたり、中頭農学校もそこに統合された。中頭農学校は、10年間で175人の卒業生を送り出した。
中城村(戦前)出身の代表的な卒業生。
・我謝榮彦(登又)1912年卒(元県立農林学校教諭)
・宮城盛輝(渡口)1912年卒(元沖縄県町村議会議長会会長)
・比嘉 博(島袋)1913年卒(元普天間高校長)
(安里永誠)


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