北中城村EMユニバーサルビレッジ
更新日:2024年12月20日
事業者の紹介
所在地:沖縄県中頭郡北中城村字荻道前原256
連絡先:098-979-6388
運営法人名:株式会社EM研究機構
EMユニバーサルビレッジは、「農を活かした健康・福祉の里づくりに向けた推進事業」の第一段階整備事業として、株式会社EM研究機構が取り組むプロジェクトです。2024年11月8日に竣工式を終え、同月13日から試験運用が開始されました。本運用は2025年4月より開始を予定しております。
EMユニバーサルビレッジ施設紹介
EMユニバーサルビレッジ施設内には生ごみなどの食品残渣を活用するバイオガス発電設備をはじめ、ごみ処理設備、バイオスティミュラント製造設備、微生物培養設備や管理室兼事務所が一体的に整備された施設です。発電設備の排出物は堆肥や液肥としてリサイクルされ、今後北中城村の有機農業推進に活用されます。全国的にも先進的な施設として注目されており、自治体関係者をはじめ多くの視察団がEMユニバーサルビレッジへ訪れています。
施設概要 | ||
名称 | 規模 | 内容 |
ビオサイクルセンター | 600平方メートル | 5つの設備がパッケージで稼働する一体型施設 |
高密度エネルギー栽培ハウス | 220平方メートル | 発電した電力を活用したICT有機溶液土耕栽培施設 |
学童農園 | 150平方メートル | 児童生徒が安心・安全に有機農業を学べる農園 |
ビオスクエア | 100平方メートル | 来訪者向けの休憩・交流ができるテラスなど |
有機農業圃場 | 900平方メートル | 事業で製造された農業資材を活用した有機農園 |
駐車場 | 300平方メートル | 来訪者、施設車両用駐車場 |
【 ビオサイクルセンター 】
村内で排出される再生可能資源(生ごみ)を活用し、電気や堆肥、液肥に変換します。生成された電力は同施設や高密度エネルギー栽培ハウスで自家消費され、施設内のエネルギー循環を促進します。また、災害時には非常用電力として活用され、防災力向上にも貢献します。この施設は、電力の地産地消を実現する「日本初」の取組みかつ循環型社会のモデルケースとして注目されています。
【 高密度エネルギー栽培ハウス 】
高密度エネルギー栽培ハウスでは、ビオサイクルセンターで生成された電力と肥料を活用し、さらに最新のEM技術を取り入れたICT有機溶液土耕栽培を行っています。この施設で育てられた野菜は、ホテルで提供されるほか、第二段階で計画されている農産物直売所での販売を予定しています。地産地消を目指し、地域の農業や食文化を支える重要な役割を果たしています。
【 学童農園 】
EMユニバーサルビレッジに隣接する沖縄三育小学校の生徒たちは、この施設で環境や農業について学びます。給食で出た生ごみをバイオガス発電に活用し、食育を含めた循環型農業を実践的に体験します。発電やごみ処理と教育が一体となった学びの場として、持続可能な社会の新しい可能性を感じられる取り組みです。
【 ビオスクエア 】
EMユニバーサルビレッジ内の「ビオスクエア」は、自然と調和した癒しの空間です。環境に配慮した設計が特徴で、緑豊かな風景を望む心地よいテラスが広がります。北中城村の緑豊かな自然を感じながら、静かな空間で心身を整えるひとときを過ごせます。見学に訪れた際の休憩場所としても利用できます。また、地域住民の交流の場としても活用していただけます。
【 有機農業圃場 】
有機農業圃場は、敷地面積約900平方メートルの広さを誇る有機農園で、施設内で製造された堆肥や液肥を活用し、環境に優しい農業を実践しています。自然と調和した持続可能な取り組みを体感できる場であり、将来的に、圃場で収穫された新鮮な野菜は、今後第二段階整備予定の農産物直売所での販売を行う予定です。
【 駐車場 】
北中城村EMユニバーサルビレッジには、施設見学に訪れる皆様のための駐車スペースも完備しています。施設内には10台の駐車が可能です。さらに、EV車用(施設車両専用)の充電ステーションも設置されており、ビオサイクルセンターで生成されたクリーンエネルギーを活用した電力供給が行われています。
アクセス
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北中城村役場 農林水産課 農村活性化係
郵便番号901-2392
沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場426-2
第二庁舎4階
電話番号:098-935-2260(内線423・424) ファックス:098-935-5536農林水産課へのお問い合わせはこちら