成人風しん抗体検査・風しん第5期予防接種クーポン券事業について

現在、風しんの予防接種は、予防接種法に基づき公的に行われています。

しかし、公的な接種を受ける機会のなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率がほかの世代に比べて低く（約80％）なっています。

そのため、2019年4月～2025年3月31日までの期間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を風しんの抗体検査・定期接種の対象者とし、北中城村からクーポン券をお届けします。

対象者の方には、お届けするクーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、定期接種の対象となります。

抗体検査･予防接種までの流れ

1．クーポン券が届きます。

2．抗体検査を受けます。（抗体検査は、採血により行います）

要予約（抗体検査は、職場健診、特定健診の機会にも受ける事ができます）

抗体検査の日に持っていくもの 「クーポン券」「本人確認書類」

• 「本人確認書類」は、運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カード等

3．抗体検査の結果が届きます。

1．抗体がない方は、予防接種を受けます。

2．医療機関へ予約し、MR（麻しん風しん）混合ワクチンの接種をします。

抗体検査の日に持っていくもの 「クーポン券」「本人確認書類」「抗体検査結果通知」

よくある質問

Q：どうして風しんの追加的対策を実施しているのですか？

A：風しんは、感染者の飛まつ（唾液のしぶき）などによって他の人にうつる、感染力が強い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群（眼や耳、心臓に障害が出ること）になる可能性があります。

大人になって感染すると無症状～軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。

また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。