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7 平和・交流・コミュニティの創造

 平和行政について、平和の尊さ、戦争の悲惨さを認識し、後世に伝えていくことが私たちの責務です。今年度も「平和を守る北中城村民の 会」の事業活動と連携して、平和意識の高揚に向けた取り組みを進めてまいります。

 男女共同参画について、引き続き各種委員会、審議会等の女性登用率を今後も堅持するように努めます。また、村民に人権問題に対する正しい認識を広めるため、沖縄県人権啓発活動地域ネットワーク協議会と連携し、人権相談等を実施します。

 海外移住者子弟研修生の受け入れについては、今年度も南米3ヶ国(アルゼンチン・ブラジル・ペルー)から研修生を受け入れ、北中城村・沖縄の伝統文化の習得、日本語学習の研修を実施します。また、新規事業として今年度から将来の北中城村を担う人材育成、また国際交流の思想と、海外移住国と本村との友好親善関係の発展を図るため、南米「3ヶ国青年研修生派遣事業」を実施いたします。

 基地跡地利用の促進については、返還予定地の「ロウワープラザ地区」や「喜舎場ハウジング地区の一部」と「アワセゴルフ場」について、返還後の速やかな跡地利用をめざし、国の大規模駐留軍用地跡地等利用推進費やプロジェクト・マネージャー派遣事業などを活用して、跡地利用計画の策定に取り組んでまいりました。
 アワセゴルフ場につきましては、平成22年3月末の返還予定となっております。今後、防衛省による原状回復措置後に土地所有者へ引き渡されることになります。
 今年度は、返還後の跡地利用計画を早期実現させるため、アワセゴルフ場地区等「事業化準備支援業務」、「まちなみ形成にかかる基礎調査業務」、「環境予測評価基礎資料作成業務」、「環境影響評価準備書作成業務」など、事業促進のため調査業務を実施します。
 また、平成19年度末返還予定であった、ロウワープラザ地区や喜舎場ハウジング地区については、米軍再編との関係で返還が遅れております。具体的な返還時期についてはまだ明らかになっておりませんが、引き続き地権者活動を支援してまいります。


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