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産業経済視察研修報告

新垣村長へ研修の報告をする訪問団の皆さん
新垣村長へ研修の報告をする訪問団の皆さん

 農林水産省等が行っている「平成18年度バイオマス利活用優良表彰」で姉妹町村の岩手県葛巻町が最高賞の農林水産大臣賞を受賞しました。これを記念して、村商工会では5月16日から19日までの4日間、葛巻町の産業経済視察研修を実施。訪問団は5月25日に新垣邦男村長を訪ね、研修の報告をしました。報告を受けて新垣村長は「葛巻町は町民が必死になって取り組み、“やればできる”ということが立証されている気がする。村では方向整理をしながら、何ができるかを村民と一緒に考え、皆さんと一緒にむらづくりに取り組んでいきたい」と話しました。


バイオマスとは?

家畜排泄物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源のこと。 葛巻町では、ペレットストーブ(廃材などを原料とする固形燃料「木質ペレット」を燃料とするストーブ)の普及や、乳牛の糞尿と生ゴミを処理して得られるメタンガスを利用して発電するなど、バイオマスを活用した様々な取り組みを行っています。

葛巻町での歓迎交流会にて
 葛巻町での歓迎交流会にて

 私達北中城村商工会では平成19年5月16日(水)より19日(土)まで、本村との姉妹町村である葛巻町に産業経済視察研修に行って参りました。村商工会安里邦夫会長を団長に12名のメンバーで葛巻町との交流を促進しました。葛巻町は北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーの町として、「地域活性化は企業活性化から」をテーマに事業に積極的に取り組んでいます。
 同町にはくずまき高原牧場、くずまきワイン、グリーンステージくずまきの3つの第三セクターがあり、全て成功して黒字を出しています。現地に着きまして、早速、中村哲雄町長さんから歓迎、表彰受賞の報告を頂きました。一日目は町畜産開発公社、畜産バイオマス発電、木質バイオマス発電施設、くずまき高原牧場、二日目はクリーンエネルギー、神山高原の風力発電施設、くずまきワイン森の館ウッディー等を視察研修しました。
 見学後、一日目はくずまき交流館プラトーで町議会議員の皆様、二日目は町商工会、役場、第三セクターの職員の皆様と交流夕食会が開催され大変暖かい歓迎を頂き懇親を深めました。
 今回の視察研修は姉妹町村の産業経済をはじめ文化、教育、人材育成等これからの友好、交流を促進する大変意義ある訪問でした。



名木散策 安谷屋区の背高のっぽ 仲吉のアカギ
名木カルテ
◎樹  種:アカギ(トウダイグサ科)
◎推定樹齢:160年
◎樹  高:12m
◎幹  周:250cm
◎単木・群生の別:単木
◎植 生 地:北中城村字安谷屋160番地
◎トウダイグサ科の常緑高木である。
 樹皮は細かく割れて剥がれる。全体に赤みを帯びている。
散策日記
 安谷屋区の住宅が建ち並ぶ通りを歩いていると視界に映る大きな木。それが、深緑の葉をまとった名木 仲吉のアカギである。
 推定樹齢160年。樹勢は旺盛で、大空に向かって真っ直ぐに伸びる姿は、まるで近隣住宅と背比べをしているかのように思える。
北中城村の名木の歴史とロマンを感じて


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