望ましい図書館のあり方を村民と共に考えようと、3月11日、村立中央公民館でフォーラムが開催され、村民多数が参加しました。講師に北谷町立図書館長の比嘉秀夫さんをお招きし、平成16年にリニューアルオープンした北谷町立図書館の現状についての基調報告と、公立図書館が抱えている課題や公立図書館のあり方についての提言がありました。比嘉館長は「図書館の稼働率は年々上がり、改築後は登録率が11%から32%に増えた。図書が充実していること、ゆったりとした利用ができること。よりよい図書館サービスの提供は、本の貸し出し業務だけではなく、レファレンス職員の常駐化を図り利用者に応えられるサービスを提供することが重要」「行財政改革による図書費等の削減により図書運営上課題がある」と報告しました。
事務局からは整備事業の経緯や概要、規模についての報告と開館に向けた施設運営・管理についての検討事項について述べられました。質疑では、あやかりの杜に通ずる道路の整備や沿道の美化についてのインフラ整備、高齢者や障害者に対する交通不便解消と弱者対策、講演会や住民説明会をもっと開催してPRしてほしいなどの要望や運営・管理に対する質問がフロアからありました。
現在、建築中のあやかりの杜は、平成20年10月に開館の予定です。 |