いじめられていることを早く見つけるにはどうしたらよいでしょうか。
いじめられているときには、次のような変化が見られることがあります。
・けがや体調の不良を訴える。食欲が落ちる。表情が暗くなる。
・いらだつことが多くなる。親への反抗や兄弟げんかが多くなる。
・親を避け、部屋に閉じこもりがちになる。
・衣服が破れたり、汚れたり、自転車等が壊されたりする。
・持ち物がなくなる。金銭の使い方が荒くなる。
・登校を渋る。部活動に行きたがらなくなる。学校のことを話したがらなくなる。
・成績が落ちる。忘れ物が多くなる。
・友達関係が変わる。友達からの呼び出しが多くなる。 |
これらの、いつもとは違うちょっとした子どもの変化に気付くためには、子どもの生活の様子を注意深く見ていることが必要です。
いじめではないかと気になったら、どんな小さなことでも、すぐ学校に連絡します。
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こどもから「いじめられている」と打ち明けられたら、どのような態度で聞けばよいでしょうか。
「どんなことがあっても、あなたの味方だよ」という、親として強い意志をしっかり伝えて安心感を与えることが大切です。
・できる限り口をはさまず、じっくり腰をすえて子どもの話しを聴きます。
・「がんばれ」「しっかりしろ」などの安易な励ましは逆効果です。
・急いで事実関係をはっきりさせることよりも、本人の苦しみや恐怖感を理解することです。 |
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