トップページ > 年頭のあいさつ


 村民の皆様、謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様におかれましては、初春を夢と希望、さらには、ご家族の幸せを願ってお迎えのことと存じます。
 私は、村長に就任して以来、「愛される村づくり」を基本姿勢として、公正公平で民主的な村づくり、村民一人ひとりが大切にされる村づくりを目指して村政運営に取り組んでまいりました。
 今年は、就任三年目の年を迎え、これまで取り組んできた村政の課題になお一層の努力を傾注してまいります。
 さて、国の三位一体改革や地方分権改革の流れの中で、地方自治体を取り巻く環境は大きく変化しております。厳しい財政状況の中ではありますが、自治体の創意工夫や力量により、個性ある地域づくりを進め、村民の皆さまに充実した住民サービスを提供して行きたいと思います。
 昨年は、行財政改革及び職員の意識改革の推進、産業の振興・創出、福祉行政・環境・文化行政の充実、人材育成と教育行政の推進等々、村議会とも協調しながら職員一丸となり全力で取り組んでまいりました。また、住民参加のまちづくりを推進するため地域懇談会を実施し、村民の皆さまと協力して活力ある村づくりを推進しているところであります。役場におきましても、これまでの行政サービスをさらに向上させるとともに、自立した村政を確立するため、新北中城村行財政改革大綱及び北中城村行財政改革実施計画のもと、自主財源の確保と徹底した歳出削減を行い、今後とも村民のご理解とご協力を得て行財政改革を更に進めて行く考えであります。
 現在、工事が進められている「あやかりの杜整備事業」は、村民待望の公共図書館をはじめ、生涯学習を支援する複合施設の整備が進められ、平成20年の供用開始に向け着実に工事が進んでおります。今後の本村の教育行政、生涯学習の発展に大きく寄与するものと確信しております。また、喜舎場地域において那覇方向向けのETC専用のインターチェンジの社会実験を行っておりますが、今後、本格的なフルインターの可能性もあり、交通の渋滞緩和や、産業の振興、返還軍用地跡地利用等に大きく貢献するものと期待し、実験の成功に努めています。軍用地跡地利用の推進についてはキャンプ瑞慶覧地区、喜舎場ハウジング地区の一部、アワセゴルフ場について地権者や関係機関との連携強化のもと条件整備に取り組んでいるところであります。
 また、教育や環境、福祉、文化などの分野におきましては、村民の皆様のご協力が必要不可欠であります。これまで同様、村民の皆様と行政とが互いに知恵を出し合い力を合わせて取り組んで行きたいと思います。
 結びに、村政に対する村民皆様の尚一層のご支援とご協力をお願いすると共に、皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたしまして年頭のごあいさつと致します。

2007年 元旦
 北中城村長 新垣邦男


 新年明けましておめでとうございます。
 村民の皆様には輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日頃から議会運営に対する温かいご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 昨年は、政府による三位一体改革等で全国の自治体に財政基盤の変化が生じ我が村に於いても財政状況は厳しさを増している現状であり、新北中城村行財政改革大綱を基に行財政改革を展開しているところであります。
 第50回町村議会議長全国大会が東京において催され、政府の地方に関わる事項についての政策立案等に関して、地方の意見を反映される仕組み(地方行財政会議)を構築する事等の「真の地方分権改革の推進に関する特別決議」と地方の安定的財政運営に必要となる地方税、地方交付税等の一般財源の総額の確保、「新型交付税」については現行の交付税と乖離が生じない「町村税財源の充実確保に関する特別決議」が議決されました。
 地方分権の時代にあって、なんとしても行財政基盤の強化を図らなければならないと思慮いたすところであります。
 昨年、9月10日に第16期の議員選挙が挙行され、これまでの20名の定数から6名減になり14名に定数を減じたところであります。このような時代に、村民の意思決定機関である議会の果たす役割は益々重要であり、村政発展のため当選された14名の議員が政策提言し村民に評価される議会になるよう頑張りたいと思います。
 本年も議会として使命感と行動を持って山積する課題解決に向け、全力で臨む決意であり、村民皆様の議会に対する深いご理解とご協力を引き続き賜りますようお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。

2007年 元旦
 北中城村議会
  議長 中村 勇


沖縄初! 喜舎場スマートIC 社会実験開始
 11月25日、沖縄自動車道「喜舎場スマートIC(インターチェンジ)」社会実験開始式が行われました。
 「喜舎場スマートIC」は沖縄県初の社会実験で、ETC専用の入口です(那覇方面行きのみ)。近年、国道329号・330号をはじめ宜野湾北中城線の渋滞が著しく、村民の生活環境への影響が生じている中、はしご状道路ネットワーク構想の一環として、北中城インターチェンジ及び周辺道路の混雑緩和の効果を検証するとともに、スマートインターの本格導入に向けた課題を把握することを目的としています。
 開始式で新垣邦男村長は「この社会実験をぜひ成功させ、スマートインターチェンジの開通が将来の地域活性化の起爆剤として、地域全体の発展に大きな役割を果たしてくれることを期待しています」と挨拶しました。
 実験は3月末まで。沖縄県総合事務局、沖縄県、沖縄県警察本部、西日本高速道路(株)九州支社、北中城村で構成する「喜舎場スマートIC地区協議会」が主体となって実施します。

開通後、始めてスマートICを利用する新垣村長

 

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