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ミネソタへ短期留学に行って来ました!
14名の中学・高校生が7月21日から3週間に渡るセントジョーンズ大学(米国、ミネソタ州)での留学を終え、8月15日に父母や関係者を招いての留学報告会が行われました。
 期待と不安いっぱいの旅立ちから、遠く離れた異国の地で異文化と本場の英語に直に接し、地元スタッフの温かいサポートと恵まれた環境の中での活動を通し、日々発見の連続など充実した留学生活を振り返りました。
 成長の実感がそうさせるのか「もっと勉強したい!」「英語が聞こえるとホッとする。」との発表が印象的で、最後は、父母及び関係者への感謝の言葉で締めくくっていました。
 報告の中から一点をご紹介します。

ホストファミリーと一緒に

短期留学に参加して
普天間高等学校 2年 山内 ゆい

帰りの車の中、私は母が運転する車の助手席でアメリカで体験した事、出会った人達の事、感じた事を口がカラカラに乾いてしまうまで語りました。それでも、まだまだ話したりないほどで、あっという間だった3週間も振り返ってみればいろいろな事があったんだなと思いました。
 7月21日、私たちは、初めての異文化の国に親もとを離れて飛び立ちました。どきどきやわくわくもありましたが、どのような場所で、どんな人達がいるのか、わからない事が不安でした。アメリカに着いてすぐ感じた事は、日本とアメリカの時差のことです。21日の朝出発し、11時間も飛行機に乗っていたはずなのに、アメリカでは、21日の昼ごろだったのです。
 また、バスで移動中、道や建物の大きさにも驚かされました。そして、どこに行っても英語の文字しか書かれていない事が不思議な感じでした。
 3時間ぐらいバスに乗って、Saint John's に着くと、カウンセラーのケリーやポールが私達を出迎えてくれました。2人は、身長が高くて、髪の色も日本人の私たちと違ってキレイな金髪でした。そしてなにより、ポールの目は、水色のビー玉みたいでとても印象的でした。2人は、まだ英語になれていない私たちに、ゆっくりとした口調でわかりやすく話しかけてくれました。そんな2人に私たちも今もっている知識と、電子辞書を使って、少し恥ずかしがりながらも会話をしていました。
 5時頃、ここに来て初めての夜食でした。ドアを開けると、なにかとても独特のにおいがしました。ここでの食事はすべてバイキング形式になっていて、取りたいものを取れるのですが、すべてカロリーの高そうなもので、何かものたりない感じがすると思ったら、野菜が全然入っていませんでした。デザートも見るからに甘そうなものばかりで、すぐ日本食が恋しくなりました。夜食を済ませて外に出ると、まだ昼の3時頃かなと思うような空の青さに私たちは驚きました。日本で7時は、暗くなっているのにMINNESOTAは、10時にならないと暗くならないのです。そんな日本とは違った一面を1日でこんなにたくさん知ることができて、私は、アメリカに着いた時よりもっとアメリカの事を知りたいと思うようになりました。
 それからの私たちの生活は、7時に起きて、7時50分にケリーとポールが部屋に呼びに来て、8時には朝食を食べ、9時にDr.リサの授業を受け、昼食をして、夜食をして、10時まで外でバレーをしたり、フリスビーゲームをしたり、湖に行ったりして過ごしました。
 日本でやろうと思ってもできないことばかりで、1週間が過ぎてしまうと、後の2週間は、あっという間でした。自分達も気付かない内に英語で話す恥じらいもなくなっていて、帰る日が迫ってくることが悲しかったです。
 8月22日、1日遅れて帰国しました。迎えに来てくれた父母を見て、「帰って来たんだ」と思いました。沖縄もいいけど、私はやっぱりアメリカがいい。この短期留学をとおして、またひとつ私の中に目標がもてました。それは、またいつかアメリカに行くことです。その時はアメリカ人と同等に話せるようになっているつもりです。そしてケリーとポールに沖縄のことを教えてあげます。
 この企画は、本当にたくさんのことを学ばせてくれました。私は、この企画者全員に感謝します。そして父さん母さんにも心から「ありがとう」と思っています。きっと、私が何十年の年をとっても、一生涯忘れることはないと思います。本当にありがとうございました。
 そして、アメリカでお世話になった方々、Thank you very much. See you again.

ESLクラス

他の留学生との交流



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