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研修に参加した文化協会理事のみなさん
村文化協会・研修会
ロマンを訪ねて

 村文化協会(大城盛光会長)は、理事を対象に、7月9・10日1泊2日の宿泊研修を行いました。理事は、美術部、文芸部など各部の部長です。今回は、18人が参加し、琉球のおもろさうしに造詣の深い大城盛光会長のガイドで「神々と琉球王朝のロマンを訪ねて」南部地域の名所旧跡を巡りました。1日目は、熱田マーシリ〜中城村〜西原町〜与那原町〜佐敷町方面を探訪。2日目は、知念村〜玉城村〜大里村方面を探訪。交流と親睦も深め、目的を達成した有意義な研修になりました。
陸軍複合射撃訓練強行実施
緊急抗議県民集会

 7月19日に開かれた、金武町の米軍キャンプ・ハンセン内「レンジ4」都市型戦闘訓練施設での実弾射撃訓練に抗議する緊急県民集会に平和を守る北中城村民の会が参加しました。緊急の呼びかけにも関わらず村議会議員や村民が駆けつけました。「陸軍複合射撃訓練を即時閉鎖・撤去せよ」など4つの集会スローガンを採択しました。 
 7月22日には、本村議会でも臨時議会を開き「都市型戦闘訓練施設の即時撤去に関する抗議決議」と意見書を全会一致で採択しました。

金武地区公園での県民集会に参加

これから島袋小学校で交流します
スイス・バーゼルからお客さま
 7月19日、スイスのバーゼルから空手チームが、「スイス・沖縄文化交流公演団」の一人だった新垣邦男村長を訪ねました。一行は、沖縄空手道協会少年部大会に参加するために沖縄を訪れたかわいい空手家とその保護者たち15人です。沖縄空手道協会加盟のデール・ハンビー道場(スイス)からやってきました。村役場では、ハンビー監督がバーゼル市長から預かった友好の親書と市の旗を贈呈しました。
 一行は、その後、村立島袋小学校で児童と交流しました。
にこにこ夏祭り 喜舎場保育所
 7月30日、喜舎場保育所で保護者会主催による にこにこ夏まつりが行われました。盆踊りや夜店、ゲームと盛りだくさんの企画に、浴衣や甚平など祭りらしい服装で参加した子ども達は、終始にこやかでお祭りを満喫しました。子ども達は日頃練習した盆踊りをかわいらしく、楽しく踊り、まつりを盛り上げてくれました。最後は保育所屋上からの打ち上げ花火に大歓声が上がりました。にこにこ夏祭り
喜舎場保育所

らーらも踊る・みんなも踊る夏祭り

友情を深めた北国と南国の中学生「また、会おうね」
葛巻町 ⇔ 北中城村
1,500キロを超えて友情を育む
 8月2日から5日まで3泊4日の日程で、姉妹町村・葛巻町(岩手県)の中学生ら15人が来村しました。一行は、北中城中学校生徒会や今年1月に葛巻町を訪問した生徒たちと再会を喜び合いました。世界遺産・国指定史跡の中城城跡や国指定重要文化財中村家住宅等の見学と、平和祈念資料館・岩手の塔を訪れ平和学習も行いました。
 沖縄海洋博覧会記念公園では、沖縄の海を満喫。
 3日目の交流会では、手作りの名刺を交換し、友情を深め、「また、会おうね」と固い約束。
スタミナ料理で頑張ろう!
村婦人会が料理講習

 8月6日、村立中央公民館・調理室で村婦人会(比嘉洋子会長)が「あつ〜い暑い夏ですスタミナ料理で頑張ろう!」と、料理講習会を開催。「我が家の健康料理」(広報誌掲載)を担当する生活研究会の花崎和子会長とそのメンバーの指導で、これまでに紹介されたメニューを実習しました。「マンネリ化した旧盆の料理に変化をつけたいなぁと思って参加したの」と話す和仁屋の大城美佐江さん、包丁さばきも鮮やかでベテランの風格を見せていました。旧盆を控えた時期の開催は、50人を超える参加で大盛況・大成功。

こんな感じでいいかしら?

村史で見るあの日の九月 ー新聞資料編より

県下各地の長寿者(三)
〔琉新 明35・9・23・火〕
〈前 略〉
◎與儀ウト 中城間切瑞慶覧村平民文化九年二月生当九十歳也。
△出生地及生活 中城間切瑞慶覧村に生れ二十歳にして当家に嫁す。生活の程度は村内にて中等なり。
△生来の養育 父母の膝下に在りて農業普通の養育を受けたり。
△職業及労働 婚嫁してより専ら農業に従事し、現今は常に紡績の業を営む。
△住所地質及飲料水 地質は乾燥にして風通り宜しく飲料水は適当なり。
△家屋 本県在来の茅葺家屋にて四面樹木繁茂し空気の流通最も宜し。
△配偶者 夫は七十九歳にして死亡、寡婦となりし時は八十四歳の時なり。
△挙子 男一人女二人、長男五十七歳長女六十一歳二女四十六歳にして今尚ほ健全なり。
△視力聴力歯牙手足 視力は強く細微を見るを得。聴力は少しく衰え、歯牙は六十歳の頃脱落し、四肢の活動の衰へたりと雖も歩行には左程困難なし。
△食料 若き時は蕃薯を常食とせしも六十歳の頃よりは朝夕二度は米飯にして一度の食量八勺位、昼食は甘藷にして其量凡一斤位、茶煙草は大好物なり。
△血族高齢者 父は八十歳母は八十九歳にして死亡。
△父母の体質 父母とも健康なりしと云ふ。
△衣服沐浴罹病 衣服は芭蕉、木綿を着用し常に洗濯せしものを好み沐浴は冷水を用ゐ一ヶ月六度位なり。幼少の時より重病に罹りたることなし。

中城村の夜学会
〔沖毎 大3・9・20・日〕
 中頭郡中城村にては各字共本日より例年の通製糖期まで引続き夜学会を開く由。入会者は学籍にあらざる十四才以上満二十才以下の男子に限る。而して経費は青年会員より支出して教師は各字に各係ありて教授すべしとなり。

洋装に気持も若返った老婆
家族七名とブラジルへ
〔大朝 昭11・9・11・金〕
 沖縄の移民朗話  中頭郡中城村字仲順比嘉かめさんは次女婿が十年前ブラジルへ出稼し、今ではサンパウロ市で生活が安定したのでかねての約束通り、かめさんは家族七名とともに近くブラジルに旅立つこととなり、生れてはじめての洋装に気持ちも若返って、骨を埋にブラジルへ旅立つのですよと偉い意気込み。

なほ、ブラジル移民制限後フィリッピン移民はいよいよ激増し、十一日にも三十名の男女が出帆するが、今年一月からの渡航者は昨年中の五百余名を突破し、二倍の千名近くを数へ移民王国の景気を見せてゐる。


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