トップページ保健師だより
保健師だより
【今日の元気は朝食から】
 皆さんは朝食、しっかり食べていますか?
朝食を食べない理由をみると、食べる時間がない、食欲がない、食事が用意されていない、食べる習慣がないといった理由があげられています。女性の方が多いように思われますが、実は国の調査で、男性の方が圧倒的に朝食抜きの人が多いことが分かっています。そこで今回は、朝食の大切さを見直してみましょう。
朝食は脳の目覚まし時計

 朝食をとることによって、体温や血糖値が上昇し、脳が活発に働き始めます。
何も食べないでいると、勉強も仕事もはかどりません。

朝の脳はガス欠状態

 脳は唯一、ブドウ糖をエネルギー源にしています。
ブドウ糖は身体の中に貯蓄できないので、朝起きた時には前夜の食事で得たエネルギーを既に使い果たしているそうです。そのため、朝食を抜いてしまうと、脳にエネルギー補給ができなくなり、授業や仕事に集中できないばかりか、イライラの原因にもなります。

朝食を抜くと肥満の原因に

 やせたいと思って朝食を抜いている人はいませんか?それは大間違いです。前日の夕食から十数時間以上食事が入ってこないということで、体は飢餓に備えた「省エネモード」の代謝になり、太りやすい体質を作ってしまいます。
 
   時間のない朝は簡単で食べやすい朝食を工夫してみましょう!具だくさんのみそ汁やおにぎりを前夜に作り置きしたり、手軽にとれる、牛乳1杯、ヨーグルト1個、くだもの1つから始めてみて下さい。

←前に戻る ・ 次へ進む →