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伊波洋一宜野湾市長を招き平和講演会
熱く語る伊波市長
▲熱く語る伊波市長

 二月十六日、村総合社会福祉センターで、平和を守る北中城村民の会(喜屋武馨会長)が伊波洋一宜野湾市長を招き平和講演会を開催しました。

 守る会は、戦争の惨禍が再びおこらないよう、平和を守り育てるための草の根平和運動を一九八三年から続け、毎年講演会を開催しています。今回も平和運動について学習しようと、会
員約八十人が参加して行われました。 伊波市長は、就任以来取り組んできた普天間基地早期返還に向けた取り組みや、昨年八月に県民を震撼させた「米軍大型ヘリ墜落爆発炎上事故」などを「米軍再編と普天間飛行場返還」と題し講演を行いました。「この頃、県民の声が一つになってきた。それは、沖縄から基地をなくすこと。日米両政府がそれを受け止めるような県民の声になっていけばいい」と締めくくりました。

島ぬくとぅば語やびら大会
ベテランの貫禄を見せました。
▲ベテランの貫禄を見せました。

 村文化協会(島ぬくとぅば部)主催の島ぬくとぅば語やびら大会が二月二六日荻道公民館で行われました。小中高生の部と一般の部の二部構成で行われました。

 審査の結果、字仲順の比嘉幸吉さんが優勝し県大会へ出場することになりました。 比嘉さんは六〇代、さすがに島くとぅばはお手の物です。集まった聴衆は、流暢な島くとぅばに「うんうん」と頷きつつ、時にユーモアを交える比嘉さんの話術にすっかり魅了されました。現役時代は小学校の校長先生。年輪を重ねた先輩の話はさすがでした。にふぇーでーびたん(ありがとうございました)

発表したみなさん

島袋小学校六年生
○「修学旅行」 我如古梨乃・城間沙紀ペア ○「六年生の思い出」 仲宗根梓・仲田有沙ペア

北中城小学校五年生
○「学芸会の思い出」 比嘉昭太さん

北中城中学校二年生
○「中学校文化祭」 久貝愛理・安座間歩・儀間真七美トリオ

一般の部
○「腰痛(クシヤミー)」 字安谷屋の宮城盛光さん
○「皆で育てよう子供たち」 字仲順の比嘉幸吉さん

北中城中学校卒業式
あふれる思い出と夢を抱いて
▲あふれる思い出と夢を抱いて

 三月十二日、北中城中学校で第五十七回卒業式が行われ、一八四人が巣立ちました。三ヵ年間の中学校生活では、男子バスケット部の全国制覇をはじめ、部活動や文化部門で活躍し、すばらしい実績を残しました。卒業生の活躍は、後輩への素敵な贈り物になったことでしょう。

 安里正一校長は学校長式辞で、生徒や先生方、関係者に対し、感謝の言葉を述べました。卒業生には「個性豊かなみなさんが、今後すばらしい村の青年となっていくと思います。」と今後の活躍に期待する言葉を贈りました。

 村内では、三月十八日に北中城幼稚園で三月二十三日には北中城・島袋両小学校で修了式・卒業式が行なわれました。

親子自然体験〜アーサについて学ぼう〜
アーサとりに夢中です
▲アーサとりに夢中です

 三月十三日、字美崎の奥武地先海域で、村の特産品「アーサ」を収穫しながら親子の触れ合いを図ると共に地域への愛着心を育てようと、村教育委員会主催「親子自然体験」が実施されました。収穫は村漁業組合の協力で同組合の棚原盛昌副組合長が個人の養殖場を提供して下さいました。

 当日はあいにくの曇り空。三月としては例年にない寒空でしたが、約三十人の親子が参加。はさみとザルを手に元気にアーサを収穫しました。収穫したアーサを試食した親子は「おいしい」とみな笑顔で取れたてのアーサの味を楽しみました。

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