トップページ平成17年度施政方針(6)
Y.平和・交流コミュニティーの創造

Y.平和・交流コミュニティーの創造一、日本国憲法の一、平和の理念を遵守

 日本国憲法の平和の理念を遵守し、憲法を暮らしの中に息づかせることを行政の基本とし、村民一人ひとりが平和の尊さを自ら確認し、平和を守る姿勢を養うため日本非核宣言自治体協議会活動に積極的に参加します。また、今年は戦後六〇年の節目の年であり、戦争体験者が減っていくなか戦争の悲惨さ、愚かさ、平和の尊さを改めて広く村民が認識し、将来を担う子供たちが戦争、平和について学習するため、平和を守る北中城村民の会事業である「慰霊の日子ども平和学習、長崎平和学習の旅、平和図書の購入」を引き続き助成し平和事業を推進します。

二、村史編纂

 村史は、本村の歴史資料、文化、産業等の記録を次世代に引き継ぐ貴重な財産であります。これまでに「民俗編、移民編、新聞資料編」を発刊し、昨年から「戦争体験編」の発刊に向け進めている戦争体験者の聞き取り調査及び資料収集を引き続き取り組んでまいります。また、今年度から「文献資料編」の編纂に取り組みます。

三、海外移住者子弟研修生

 海外移住者子弟研修生の受け入れについて、研修生が帰国後研修の成果を生かし村人会の行事等を盛り上げ、活性化に尽力していると喜ばれており、引き続き南米三カ国からの研修生を受け入れ、日本語や伝統文化、技術の取得を目的とした研修を実施します。

四、軍用地跡地利用の促進

 SACO最終報告により、平成一九年度末を目処に返還合意されているキャンプ瑞慶覧のロウワープラザ地区や喜舎場ハウジング地区の一部とアワセゴルフ場については、これまで国の大規模駐留軍用地等跡地利用推進費補助金を活用して、跡地利用計画に取り組んできました。今年度も引き続き、地権者や関係機関との連携を強化し、その跡地利用に向けた条件整備に取り組んでまいります。

五、美崎地区自治会設立

 美崎地区の活性化と地域コミュニティの確立を図るため自治会設立にむけて地域と共に取り組んでまいります。

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