トップページ地域情報・あの日の3月
音楽鑑賞会
呼ばれてあがった舞台で
呼ばれてあがった舞台で
北中城中学校では、演劇鑑賞と音楽鑑賞を隔年で実施しています。今回は「カチンバ1551」による音楽鑑賞会を開催。ラテン音楽にのせた沖縄民謡や北中城中学校の校歌をサンバやボサノバのリズムで演奏するなど独特のスタイルを披露しました。生徒にも舞台にあがってもらい一緒にフリーダンスを楽しむ一幕も。当日は、授業参観日で学校を訪れた保護者も生徒達と一緒にラテンのリズムを楽しみました。
保育所の年長児が交流会
もうすぐ一年生になる喜舎場保育所の5歳児が、1月20日に屋宜原保育所の5歳児を訪ね交流会を楽しみました。自己紹介や保育所内見学の後、庭に出て、北中城小入学予定チーム対島袋小入学予定チームの対抗戦リレーを楽しみました。結果は仲良く引き分け?すっかり仲良しになった両チーム、お弁当もいっしょに!これで、一年生になってもすぐに友達がつくれますね。ランドセルの用意をしなきゃ。
がんばれ がんばれ!屋宣原保育所
がんばれ がんばれ!屋宣原保育所
村老連がボウリング大会
フォームもきれいに決まりました
フォームもきれいに決まりました
1月31日、村老人クラブ連合会は第5回ボーリング大会を開催しました。島袋のボーリング場で1レーンから20レーンまでを貸し切り、男性44人、女性37人合計81人が参加。老人クラブといっても元気ハツラツで青年のような力投を見せる殿方も。女性も軽やかな装いでフォームもきれいにきまりました。どのレーンからも明るい笑い声が絶えず、楽しさ200パーセント! ゲームや声援に快い汗を流しました。結果は次のとおりです。
 男性の部優勝 363点 伊集 義雄さん(屋宜原)
 女性の部優勝 343点 仲村テルヨさん(瑞慶覧)
島袋小6年生が役場を見学
2月1日、島袋小学校6年生(2学級56名)が社会科の授業で村役場を見学しました。児童たちは、役場職員の案内で各課をまわり、仕事内容や役割についての説明を受けました。まちづくりの単元での学習です。地方自治体のしくみとはたらきについて興味・関心を持ち、日常生活と関連づけてとらえることができるようになるといいですね。これからはみんなが北中城村を担っていくんですよ。しっかり学習を深めましょう。
役場職員の説明に耳を傾ける児童
役場職員の説明に耳を傾ける児童
美化コンクールで最優秀賞・和仁屋婦人会
村長室を訪れたみなさん
村長室を訪れたみなさん
1月20日、和仁屋婦人会の比嘉悦子会長らが村長を表敬訪問。和仁屋婦人会が、第34回全沖縄美化コンクール(主催・県婦人連合会、沖縄タイムス社)で、オリジナルシーサーを取り入れた地域活性化と環境美化を連動させたユニークな取り組みが評価され、優秀賞・沖縄タイムス社長賞受賞を報告しました。比嘉悦子会長は、「受賞は、老人会や子供会地域みんなの協力のおかげです」と謙虚。 本村では、これまでにも喜舎場・大城・荻道婦人会が同賞で県知事賞や県教育長賞を受賞しています。
小学校で学芸会
 2月6日、北中城・島袋両小学校で学芸会がありました。北中城小は「主役は君だ!ひびけ・とどけ感動の輪」、島袋小は「光れ!一人ひとりがだいじな主役」をテーマに日ごろの学習の成果を遺憾なく発揮できました。学芸会は、発表力や表現力が豊かになり創造性を伸ばすよい機会です。また、学芸会を開催するまでの準備では、計画性や協力性・責任感も芽生えることでしょう。会場には多くの観客がつめ掛け、各学年の発表に感心しきりでした。
すばらしい演奏に場内から拍手喝采
すばらしい演奏に場内から拍手喝采
村学推奨・研究実践報告会を開催
学校や地域から多くの方が参加
学校や地域から多くの方が参加
2月10日、北中城村学力推進協議会が研究実践報告会を島袋小学校体育館で開催。平成16年度の研究主題は「生きる力をはぐくむことを目指し幼児児童生徒一人一人に基礎学力を身につけさせる」です。主題にむけ学校教育部、家庭・地域教育部、幼児児童生徒の発表など日ごろの取り組みの状況と成果を報告。報告会には、新垣邦男村長も出席し「人材育成を村政の柱にしたい。基礎学力を身につけ心を育む教育が重要。学校と地域が一体となってみんなで子ども達を育んで生きましょう」と激励しました。
プロ野球観戦チケットを贈呈
 2月14日、福祉作業所あざみのみなさんに、琉球銀行北中城支店から2月27日開催の横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズのプロ野球観戦チケット20枚が贈られました。作業所の知念尚美さんは「野球は大好きだから楽しみです」大城敦さんは「みんなでいけるからとても嬉しい」と笑顔いっぱい。「琉銀北中城支店からは昨年も助成金を戴きデジカメを購入、作業の報告書づくりに重宝しています」と指導員の宮城初美さんもよろこんでいました。
 チケットは作業所あざみの他沖縄中央療護園にも同数贈呈し喜ばれました。
田場正弘支店長から太田栄輝所長に贈呈
田場正弘支店長から太田栄輝所長に贈呈
村史でみるあの日の三月-新聞資料編より
中城間切島袋村の清潔 〔琉新 明32年3月20日・日〕
 本県各地方に於ては目下製糖の時節とて各間切村々とも多忙を極め、従て家屋道路等の塵を掃除するの暇なく大概不潔なるが常なるに、中頭郡中城間切島袋村は村中の道路等清潔なること田舎には稀に見る所なり。是れは同間切風俗改良会の尽力に依れりとの事なるが、同会は宜しく 欠 歩を進めて各田舎に専ら流行の婬猥尾籠なる毛遊の蛮風を一掃するに努むべきなり。然るに同間切伊舎堂村に置ては毛遊の蛮風今に止まざるは 欠 会 欠 遺憾な次第なり。
組躍執心鐘入 某氏談 〔琉新 明40年1月18日・金〕

 △演劇協会はよい思ひつきだ。本県流の娯楽機関として常設のものは演劇の外にない。此の唯一の娯楽機関たる演劇がただ低級趣味に迎合する事にばかり努めて少しも改善の跡が見へないのは本県の一大欠陥と云はざるを得ない。諸君の尽力に依って此の欠陥を充すことを得ば啻に演芸界の幸福なるのみならず実に社会の大幸である。

 
△本県古劇の保存と云ふのも協会の目的の一つであると云ふ。成程中幕に一つ位ひは古劇を挟むのもよからう。中幕に適する組躍は所謂五番三番抔最もよいと思ふ。就中私の最も好むものは五番中の執心鐘入である。此の劇は僅々三十分位ひで演じ終る短かいものであるが、其変化の多いこと調節が整って居ること私は組躍中の白眉と思ふて居る。以下略ー

尋常五年の校長先生 児童達で″林間学校 を作る 〔琉新 明40年1月18日・金〕
 学校なんかに出るものか、僕達だけの学校を建てようと尋常五年生徒達が森の中に小さい校舎を建て「私立森林学校」と呼んで学校を欠席してゐた珍しい事件がある。沖縄県中頭郡中城村喜舎場小学校では去る一月下旬以来欠席児童が急激に増加したのに不審を抱き児童の家庭を戸別的に訪問して調査したところ、児童の父兄らはいづれも児童らが毎日登校してゐるものとのみ思ってゐるので、学校側は非常に狼狽し欠席児童らを厳重取調べた結果以外な事実が暴露された。

 欠席した五十余名の児童等は去る一月中旬ごろ、学校をサボることを申合せ附近の森の中に竹ぶき葺の小屋を建て「森林学校」と名附けて、尋常五年生が校長に任命され四名は先生になって教科書を持って毎日学校へ行くとて家を出たまま前記森林学校に集まり彼たちで授業を行ってゐたもので、同級生を積極的に勧誘して最近は児童数も非常に増加してゐた。
この事実を知った学校側と父兄などは善後策の結果、私立森林学校をとりこはす一方、登校の際は父兄が附添うて警戒してゐる。

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