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あやかりの杜 開館準備室だよりVol.4
あやかりの杜整備事業推進専門部会報告
 当部会では、あやかりの杜野外活動広場将来計画の策定にあたり、あやかりの杜周辺を散策し、今後の計画に生かそうと、地理的環境を調査。起伏に富んだ「しぃーがー山」を探検しました。
 同区域は、沢を挟んで三つのルートがあります。今回は、それほど険しくない宮城ルート(ナーグスクルート)を設定しました。探検隊は胸をわくわくさせながら植物群の茂る尾根や沢などを三時間ほどかけて散策。若かりし頃を思い出しながら自然体験を満喫しました。
体験レポート
ガジュマル樹齢?百年   険しい沢づたいを登る探検家達   サキシマスオウノキ?
▲ガジュマル樹齢?百年   ▲険しい沢づたいを登る探検家達   ▲サキシマスオウノキ?
 しぃーがー山を探検するということで五十代の方々に話したところ、あそこにはシークヮーサーの木があり、川面まで伸びた枝には、たわわに実が付き、放課後や休みには、そこでミカンを食べたことや松の木の話、川の中のウナギの話など幼い頃の思い出話に発展した。

 その当時の子ども達の遊び場であったように思い、わくわく、ドキドキしながらその日を迎えた。しぃーがー山には、「しぃーがー山ルート」、「中央ルート」、「宮城ルート」の三ルートがあり、今回は宮城ルートを進んだ。途中にあった不法投棄らしきものに目を覆いたくなることもあったが、ガジュマルの大木を目の当たりにしながら、様々な植物、草をかき分けて入り、途中で渡口か熱田の発祥地といわれている「宮城之殿」に出会うのも趣があって良い。道なき道をさまよいながら滑り降りたり山はスリルがあり自然の中にいる!!と実感した。
その後、沢を登ったがそこに生育しているこけ植物、木の実や生き物などにも目を向けられる程、思ったより楽に進めた。

 宮城ルートを散策して感じたことは、多くの方々へ紹介するには案内補助ロープの設置がほしい場所が所々にあり、自然の景観を損なう物の撤去も必要かと思われた。また、ふんだんにある植物にネーム表示があるともっとすばらしいと思った。

 今回、宮城ルートを散策したが、次回は、「しぃーがー山ルート」、「中央ルート」も歩いてみたいと思ったのは私だけではなさそうだ。それ程、魅力ある北中城村の自然をもう一度見直し、少し整備するだけで、あやかりの杜事業の一環として取り入れたいものだ。

 あやかりの杜事業は、その施設活用のみに留まることなく野外活動の活用時には、周辺の自然にも目を向け、昔、子ども達が遊んだあの場所をもう一度、子ども達と一緒に散策し、自然のすばらしさ、力強さを感じ取り、歴史・文化あふれる北中城を、次代を担う子ども達に伝承できたらどんなに素晴らしいでしょうか。

お問い合せ

北中城村役場・あやかりの杜開館準備室 電 話 935ー2233 内線(432

祝 30歳おめでとう北中城幼稚園
空高く舞い上がる風船 園児や保護者がお祝いの風船を放つ
▲空高く舞い上がる風船   ▲園児や保護者がお祝いの風船を放つ
 北中城幼稚園(伊佐民子園長)が30歳を迎えました。村内に散在していた公民館幼稚園が統合され昭和50年(1975年)4月に現在地に開園。12月18日には生活発表会と30周年記念式典を行い、園児や保護者らと共に祝いました。記念式典は、晴天に恵まれ一同が園庭に出て元気よく「30歳おめでとう〜」の掛け声で600個の風船を一斉に放ちました。仲順から孫の生活発表会を参観に訪れた比嘉道子さんは、「30周年ですか、娘もこの幼稚園の卒園生なんですよ」と感慨深げに、青空高く舞い上がる風船を見上げていました。園児たちの健やかな成長に幸あれ!
第26回駅伝大会交通安全をアピール
黄色いたすきでスタート!
▲黄色いたすきでスタート!
 北中城走ろう会(仲泊兼信会長)主催の第26回北中城駅伝大会が12月26日に行われました。村役場前を発着点に、1区から5区の18kmに11チーム(55人)が参加して健脚を競いました。
 今回は、年末年始の交通安全県民運動実施期間中でもあり、交通安全の黄色たすきで運動のピーアールに協力。好天に恵まれ、黄色いたすきがよく映えました。年末年始にかかわらず、交通安全に努めましょう。
駅伝大会の結果は次のとおり
優勝:島袋体協:1時間05分30秒 2位:中北消防:1時間05分48秒 3位:公園走友会:1時間07分03秒
【各区間賞】
区間 距離 所要時間 選手名 チーム名
1区 2km 07分43秒 宮城望 島袋体協
2区 4km 13分32秒 平田厚仁 公園走友会
3区 2km 08分03秒 与儀毅 島袋体協
4区 4km 13分36秒 宮城依子 島袋体協
5区 6km 21分30秒 比嘉正 中北消防

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