「成人の日」は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として制定(昭和二十三年)されました。大人となったからには、法律上でもさまざまな権利や義務が発生します。選挙権を得ることに代表されるいろいろな権利を得る代わりに国民年金への加入といった義務も果たさなければなりませんね。
平成十七年北中城村成人式が一月九日、村立中央公民館で行われました。今年晴れて成人式を迎えたのは、男性一〇九人、女性一〇一人の計二一〇人です。会場は、あでやかな振袖姿や凛々しいスーツ姿に加え、二十人ほどでそろいの羽織袴姿で登場した青年たちで華やかに彩られました。
新成人の宮里賢周さん(安谷屋)の司会で進行した式典で、新垣邦男村長は、「これからは、世の中の動きをみながら政治にも関心を寄せていただき、明日の北中城村の村づくりにご協力をお願いします。活力に満ちた皆さんの活躍に期待します」と祝辞を述べました。また、村議会議長や村青年連合会会長など来賓祝辞のあと、眞榮城秀信さん(島袋)が、「大人への第一歩を踏み出す喜びと今後の責任の重大さを痛感しています。社会人としての責任を自覚し、新たな決意とさらなる飛躍を目指し一歩一歩前進していきたいと思います」と新成人を代表して謝辞を述べました。
村歌斉唱で始まった成人式は、終始穏やかで清清しい雰囲気で行われました。 |