今年になって一部地域(鹿児島県、群馬県、大分県、宮城県、埼玉県)において、先天性風しん症候群の患者が数多く発生している状況にあります。過去5年間に年間0〜1例の発生件数であったのが、今年は3月7日の時点ですでに2件報告されています。
これから妊娠する予定のある女性で風しんにかかったことのない方、又は風しんワクチン接種歴のない方は、予防接種を受けることにより先天性風しん症候群の発生を防止することができます。 |
ただし、妊娠中はワクチンの接種は受けられません。妊娠の可能性がある人や妊娠を希望している人は、医療機関で風しんの抗体検査を受け、もし免疫がなければ、妊娠前に風しんワクチンの接種を受けて下さい。また、ワクチン接種後2ヶ月間は避妊することも忘れずに。 |
風しんウイルスに感染してから14日〜21日の潜伏期間の後、発熱とともに全身に淡い発疹が出現します。発疹は通常3日程度で消え、発熱も高熱が続くことは少なく微熱程度で終わることも多くあります。 |
妊娠初期の女性が風しんにかかると、風しんウイルスが胎盤を通過して胎児に感染し、赤ちゃんが先天性風しん症候群という病気を発生することがあります。
妊娠2ヶ月以内の女性が風しんにかかると、赤ちゃんは白内障、先天性の心臓病、難聴の2つ以上をもって生まれてくることが多いと言われています。妊娠3〜5ヶ月に感染した場合でも難聴が多くみられます。 |
対象者:7歳半以上の村民
※風しんにかかったことのない方又は風しんのワクチン接種履歴のない方 |
受け方:医療機関に予約して受けてください
※予診票と母子手帳をご持参下さい。予診票は医療機関にもあります。 |
健康保険課 健康対策係 電話:935-2233(内線246) |
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