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人権擁護委員が講話 いたずらでも人権侵害になることが
 
人権擁護法の施行日である六月一日を「人権擁護委員の日」と定め、人権思想の普及高揚を図る事業が全国各地で一斉に開催されました。
 その事業と連動した取り組みとして、地方法務局の委嘱を受けた安里史子人権擁護委員が北中城中学校(安里正一校長)で、人権についての講話を行いました。
 安里委員は、「いたずらと思ってやったことでも、相手が嫌だと感じたら、それはいじめです。」「自分が同じ行為をされたらどう感じるか。自分の立場に置き換えて考えてみましょう。」と身近な問題から全国各地の事件などを事例に挙げ、その背景や問題点を指摘し、次の三つを心にとめてほしいと述べました。

一いじめはしない
二友だちにいじめはさせない
三いじめを見つけたら見逃さない

 生徒たちは、優しく穏やかな中にも凛とした態度で語りかける安里委員をしっかりと見つめ聞き入っていました。

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▲北中城中学校体育館で
 
北中城村国際交流協会設立
 
『村内在住及びその他外国人と村民との交流を通じて、相互理解と親睦を図り国際交流活動を行う』を目的に北中城村国際交流協会(安里繁雄会長)の設立総会が五月三十一日、村立中央公民館で開催されました。
 総会では、以前から要望のあった国際交流協会の設立に向けて、二〇〇三年十二月から準備を進めてきた経過の報告やシンボルマーク(岸本一夫デザイン)の説明、会則、事業計画、予算等について確認をしました。
  平成十六年度はスポーツ交流(バスケットボール)や文化交流(料理講習、村内史跡めぐり)、外国人との意見交換会、語学講座などを予定しています。
年会費は、
個人会員 千円、
家族会員 二千円、
法人会員 五千円、
団体会員 五千円、
外国人会員千円
▲北中城村国際交流会理事のみなさん
 
車いすバスケで交流授業
 
村社会福祉協議会では島袋小学校(伊佐民子校長)をボランティア活動協力校に指定し、総合学習の時間に福祉授業を行っています。
 六月三日には、島袋小体育館に車いすバスケットチーム「沖縄フェニックス」の選手を招き六年生(五十五人)が体験試合をしました。児童たちは思い通りに動かない車いすに「目が回る〜」と悪戦苦闘。
 体験後は、車いすでもスピーディでパワフルにボールを操り動き回るフェニックスチームの選手たちにあらためてびっくり! 障がいを克服して前向きに生きる人たちとの交流で障がい者をマイナスの福祉観でなく一人一人のすごさ、強さを知り、自分にできることはなにか、福祉を身近に考える機会になったようです。
▲島袋小学校体育館で沖縄フェニックスの選手と交流

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