人権擁護法の施行日である六月一日を「人権擁護委員の日」と定め、人権思想の普及高揚を図る事業が全国各地で一斉に開催されました。
その事業と連動した取り組みとして、地方法務局の委嘱を受けた安里史子人権擁護委員が北中城中学校(安里正一校長)で、人権についての講話を行いました。
安里委員は、「いたずらと思ってやったことでも、相手が嫌だと感じたら、それはいじめです。」「自分が同じ行為をされたらどう感じるか。自分の立場に置き換えて考えてみましょう。」と身近な問題から全国各地の事件などを事例に挙げ、その背景や問題点を指摘し、次の三つを心にとめてほしいと述べました。
一いじめはしない
二友だちにいじめはさせない
三いじめを見つけたら見逃さない
生徒たちは、優しく穏やかな中にも凛とした態度で語りかける安里委員をしっかりと見つめ聞き入っていました。
|