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9月1日は防災の日です。

写真

平成10年 仲順地すべり

 防災の日とは、大正12年9月1日に起きた関東大震災を忘れないために制定されました。
 災害はいつおこるか分かりません。
 沖縄県では平成17年に南城市で平成18年に中城村において土砂災害が発生し、北中城村でも平成10年10月仲順で大規模な地すべりが発生しました。
 また、地震も例外ではありません。沖縄地方では近年、大きな地震が発生していないことから、地盤のひずみが蓄積されていて、大地震が起こる可能性も否定できません。
 いざという時、家族を守るため、日頃から防災対策を行っておきましょう。



土砂災害警戒情報

 大雨警報発令中に土砂災害(がけ崩れ等)の危険度が高まった市町村を特定し、沖縄県と気象台が共同して発表します。防災活動や避難勧告等の災害応急対策の支援、住民の自主避難の判断等に利用できることを目的とされ、報道機関等を通じて住民へ周知されます。
※地すべりは発表対象外です。



土砂災害の種類と前兆

■がけ崩れ
 大雨により、急傾斜のがけが崩壊することによって起こります。突発的に起こり、瞬時にして崩れ落ちるので、逃げ遅れる人も多く、被害が大きくなります。  
 ◆前兆現象
  がけに割れ目が見える
  がけから水が湧き出ている
  がけから小石がぱらぱらと落ちてくる

■地すべり
 比較的緩やかな斜面において、地下水などの影響で、ゆっくりと動き出す現象です。一度に広範囲で発生するために、住宅や道路などに大きな被害を及ぼします。
 ◆前兆現象
  地面にひび割れが見える
  家や擁壁に亀裂が入る
  家や擁壁、樹木や電柱が傾く

 これらの前兆現象は土砂災害が迫っている可能性があります。防災関係機関に通報し、危険を感じたら自主的に避難しましょう。



避難情報の種類

 村役場では、災害発生の危険が迫った地域の住民に対して「避難勧告」や「避難指示」を行います。危険を感じたり、これらの指示等があった場合には、あわてずに速やかに避難しましょう。

■避難準備(要援護者避難)情報
 避難に時間がかかる幼児、お年寄りなどの災害時要援護者は決められた避難場所へ避難し、家族などは要援護者の避難をサポートします。
 通常の避難ができる人は、家族との連絡、非常持出品の用意などの避難準備を始めます。

■避難勧告
 全ての住民は決められた避難場所へ避難します。

■避難指示
 避難勧告の発令後で避難中の住民は、直ちに避難を完了します。まだ避難していない住民は直ちに避難行動に移り、その暇のない住民は自宅や近隣の安全な場所へ逃げるなど、命を守る最低限の行動をとります。



避難所・避難場所や危険箇所の点検について
防災の手引き
 地域の危険箇所や避難所、避難場所等の情報を防災マップ等でチェックしましょう。防災マップは村ホームページで確認するか役場総務課にて配布しています。


台風が接近してきたら

■飛ばされる危険のあるものは、固定するか家の中に移動する
 鉢植えやプランターなど、風によって飛ばされる危険のあるものは、家の中に移動しましょう。物干し竿は、強く縛り付けて固定するか、家の中に取り込んでおきましょう。

■排水溝にたまっているゴミ、泥などを掃除して排水をよくする
 家のまわりの排水溝や、ベランダの排水口などを掃除し、水はけをよくしておきましょう。

■必要な日用品を用意する
 停電に備えて、電池で動くラジオや懐中電灯を用意し、停電時に探すことのないよう、すぐにわかるような場所に準備しておきましょう。また、懐中電灯の電池が切れてしまったときの為に、予備の電池を用意しましょう。

■不必要な外出は絶対にしない
 台風接近中の外出は大変危険ですので絶対にしないようにしましょう。どうしても外出の必要性がある場合は、飛来物から身を守るためにヘルメットや安全帽などを着用しましょう。



非常持出品
イラスト

備蓄品(避難後、災害復旧までの間の生活物資)
 ●非常食(家族3日分の食糧)
  …………缶詰、レトルト食品、カップラーメン等
 ●飲料水…大人1人1日3リットル分が必要最低量

貴重品類(通帳、印かん、健康保険証、免許証等)
非常食糧(乾パン、缶詰、ミネラルウォータ等)
避難用具(携帯ラジオ、懐中電灯、ヘルメット、予備電池等)
救急用具(消毒液・包帯等の応急医療品、常備薬等)
衣   類(下着類、防寒着、雨カッパ、タオル等)
生活用品(万能ナイフ、マッチ・ライター、ティッシュ、軍手、ロープ・ガムテープ等)
そ の 他(生理用品、赤ちゃん用品、介護用おむつ、筆記用具等)



災害用伝言ダイヤル171

 災害が発生し、電話がつながりにくい状況になった場合、安否確認の伝言を登録できるサービスです。
 局番なしの「171」をダイヤル後、ガイダンスに従ってご利用ください。
 事前の登録は不要なので、災害時は誰でも利用することができます。
※毎月1日は体験利用日です。

北中城村役場 総務課 TEL935-2233




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