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表彰式での受賞(上)の喜びを、さっそく獅子に報告(下)

表彰式での受賞(上)の喜びを、さっそく獅子に報告(下)


獅子
字喜舎場民俗芸能保存会文化功労賞受賞

 村指定無形民俗文化財「獅子舞」の保存・継承や普及などに努めている字喜舎場民俗芸能保存会が、11月8日、県教育委員会主催の平成19年度沖縄県文化功労者表彰式で表彰を受けました。
 喜舎場の獅子舞は、いつ頃から始まったのかその起源は解っていませんが、現在の獅子舞は一九五七年に字の有志や婦人会の協力のもと、麻縄を解き赤・青・黄色と彩りを付けて染め上げて創られたものだということです。
 受賞者代表あいさつを行った保存会会長の比嘉實さんは「喜舎場の獅子舞は旧暦の7月15日に演じられ、青年エイサーと共に区民から愛されています。地域に伝わる獅子舞や棒術を先輩方から受け継ぎ、子ども達に教え、字の行事や各種行事に出演することで獅子舞の継承に努めてきました。ひとえに先輩方をはじめ、地域の皆様のご指導や家族の理解と励ましの賜物と心から感謝しております。今回の受賞を大きな励みとして伝統文化の保存・継承に努めていきたいです」と述べていました。
 表彰式終了後、公民館へ戻り、獅子に受賞の喜びを報告しました。

茶の間通信員 岩永妙子


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 村教育委員会では、歴史資料や文化財等の保護活用のため、民具や民芸品等の収集をすすめています。各家庭や地域に残っている衣食住や生業等に関する用具・道具がありましたらご提供いただきたいと思っています。民具・民芸品等が使われていた時代は、概ね明治末期から太平洋戦争前後までを想定していますが、もっと古い時代のものがあればより重宝します。
以下に記した想定される民具・民芸品等の他にも希少なものがあればご提供ください。
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・衣に関する用具:染織り物、バサージン(芭蕉のきもの) 
・食に関する用具: 鍋類、鍋蓋(カマンタ)、籠類(ソーキ、ムチウブサー、ワンブー)、食器類(マカイ、ウジン)、喫煙具(キセル)、食品加工用具
・住に関する用具:敷物(ニクブク)、ランプ、火鉢
・農具:みの、鍬類、クラン棒(豆類の脱穀用具)
・畜産用具:馬具、トーニ
・漁具:サバニ、ティール小
・大工用具:バンジョウガニ、墨壺、シミサシ
・その他:装身具(ジーファー)、織機、オーダー、竿秤、枡、石ドーニ、そろばん


【問い合わせ】村教育委員会 生涯学習課 文化振興係 TEL935-3773 / FAX 935-5056


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