第60回村陸上競技大会で我らが先輩、与儀正昌（せいしょう）さんがスポーツ功労賞を授与されました。瑞慶覧は昭和53年第32回村陸上大会、村体協で優勝した輝かしい年があります。正昌さんはその黄金時代の前後を支え、今大会では砲丸投げの選手となり競技に参加することの意義を私達後輩に見せてくれました。「小さな自治会・少ない人数」でも続けていればきっともう一度、優勝の旗を手にする日がくるでしょう！「ありがとう先輩。そしておめでとうございます」

●茶の間通信員　前田郷美

　　月1回行っている「なかよし会」で敬老会を兼ねて1号棟の安里永喜さんの米寿祝いを行いました。大城自治会長が腕を振るったごちそうに舌鼓を打ちながら、昔懐かしい話を聞かせて頂き、時が経つのも忘れるほど楽しいひとときとなりました。安里さんいつまでもお元気で！

●茶の間通信員　神谷みゆき

　　敬老の日に75歳以上の方を招待して島袋自治会の敬老会が賑やかに開催されました。来賓として島袋小学校の新垣校長先生も出席され、お年寄りを激励しました。舞台ではバトントワリング、民俗芸能、琉舞等が披露されたほか、沖縄署の富村課長、安全協会の伊佐事務局長による飲酒運転根絶を扱ったウチナーグチ寸劇「私の交番日記」で会は大いに盛り上がり、カチャーシーで閉会となりました。

●茶の間通信員　　山内則子

　　第60回村陸上競技大会で熱田体協が壮年の部3位、女子の部で2位になりました。小・中学生も頑張って、中学生男子3位、小学生女子3位、また女子30・40代400mリレーでは子どものヤジ・笑いに負けずに命賭け（？）で勝ち取った3位。ベテランと初参加の方と応援団の頑張りで大会終了後の反省会・結果報告は楽しく盛り上がりました。来年は優勝めざして頑張るぞ〜。みなさん本当にお疲れ様でした。

●茶の間通信員　　東恩納恵子

　県立泡瀬養護学校高等部3年、嘉数萌さん（安谷屋）が雇用・就労支援フォーラム2007〜障がいのある方が地域で働き、地域で暮すために〜で学校代表として、発表しました。萌さんは生まれつきの障がいで幼い頃から車イスで生活し、自分の夢、仕事について、今できること家族や仲間、母への感謝も含めて思いを語りました。

　「未来」　嘉数 萌 （泡瀬養護学校高等部3年）
　高等部1年の頃は携帯電話会社ではたらきたいと思っていまいた。今は卒業後の進路先として、糸満市にある更正指導所ソフィアと沖縄市のコロニーワークショップを希望しています。なんで希望をへんこうしたのかというと、携帯電話会社では店内を車いすで移動すると、いろんな所にぶつかって展示してある携帯電話をこわしてしまいそうだからです。
　小学部6年生の時は、「自分は何でもやれる」と思っていました。担任の先生も「将来、やりたいことをやっていいんだよ」と言ってくれました。だから、私も中学部２年生までは「なんでもやれるかも」と思っていました。
　中学部3年の就業体験の時、先生に作業所をすすめられ、そこから少しずつ変わってきました。就業体験で行った作業所では粘土を使って何か作っていました。それを見て、やっぱり自分にはこんな仕事しかできないのかと思いました。高等部に入って、また携帯電話会社の採用試験を受けられるのかなぁと思うようになりました。
　でも、高等部1年の春休みのある日、母から「やっぱり（仕事をするのは）無理じゃないの？」と言われ、とてもいやな気分になりました。２年生になっても、その言葉がわすれられなくて何日もおちこんでいました。こんなことではいけないと思い、もう１回トライしてみようと、友達といっしょにインターネット・ホームページでうったえようと思いました。でも、この計画はまだ実行できていません。
　高等部の就業体験では、1年生の時「イルカ」というところに行きました。でも、「イルカ」は一人ぐらしをするための場所で、仕事をする場所ではないと思いました。2年生の就業体験は、コロニーワークショップに行ってワープロ入力の仕事を体験しました。でも、あまりやりたいと思う仕事ではありませんでした。3年生の就業体験では、自宅から近い「あざみ」という作業所で土を使う仕事をしましたが、合わないなぁと思いました。
　今は、できたらほかの仕事を見てみたいと思います。たとえば父の仕事を見てみたいです。そしていつか、私も母のような看護師の仕事をしてみたいです。