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新垣邦男村長に答申する名幸宏明行政改革推進委員会会長

議会議員の定数二十人から十二人へ
非常勤特別職報酬も36%〜5%削減
     行政改革推進委員会が村長に答申

 十一月十四日、「議会議員の定数及び非常勤特別職報酬等について」行政改革推進委員会・名幸宏明会長らが新垣邦男村長に答申しました。
 今回の答申による財政の削減効果は、年間三千八百万円余となります。
 去る八月二十九日付けで行革委員会に諮問された「議会議員の定数及び非常勤特別職の報酬等について」に対する答申です。
 行革推進委員会は、答申にあたって、「五回にわたる慎重な審議の結果、市町村合併を行わず自立する道を選択した本村としては、国の三位一体改革から推して考えると、更に厳しい行財政運営は避けられない。これまでの行政サービスを維持し、自立した村政を確立するためには、自主財源の確保と、徹底した歳出削減を行い、村民の理解と協力を得た行政改革が必要であり、村民の目線で審議を行った」としています。
[答申]
一、議会議員の定数を二十人から十四人にする諮問に対し、さらに二人を削減し十二人とする。
  なお、議会議員の報酬の諮問はないが、村長等特別職も五%の給料削減が行われていることから、他町村に先駆けて本村の議員報酬も削減の方向で見直すべきである。

二、非常勤特別職の報酬は下表のとおり

[非常勤特別職の報酬]

職  名
報 酬 額
諮 問 額
答 申 額
教育委員会委員長
月 額
73,000円
51,000円
48,000円
教 育 委 員 会 委 員
月 額
59,000円
44,000円
38,000円
選挙管理委員会委員長
月 額
63,000円
47,000円
41,000円
選挙管理委員会委員
月 額
50,000円
41,000円
33,000円
監査委員(識見)
月 額
64,000円
49,000円
55,000円
監査委員(議選)
月 額
52,000円
41,000円
44,000円
社 会 教 育 指 導 員
月 額
64,000円
61,000円
61,000円
教 育 相 談 員
月 額
64,000円
61,000円
61,000円以内
体育指導委員
年 額
70,000円
66,000円
66,000円

※ 教育相談員については、今後勤務時間を短縮し、増員を検討する場合は、現行予算の枠内で対処できるよう
  61,000円以内とした。
三、議会議員及び非常勤特別職の費用弁償については、諮問のとおりとする。
  [諮問] 現行「1,500円」を「1,000円」とし「500円」を減額する。

美崎地区に自治会誕生 初代自治会長に安里 治さん

安里治自治会長に目録を贈呈する大城正廣さん

 十月十六日、旧渡口土地区画整理組合事務所で「美崎自治会設立総会」が開催され、美崎地区自治会が発足。村の自治会数が十四になりました。
 初代自治会長には、安里治さん(四十四歳)を選出。任期は二年です。
 安里さんは、「ここは、いろいろな地域から集まった人たちで構成されているので、結びつきを大事にしながら、みんなで協力しあって、住環境を整備していきたい。これまで自治会結成に力を尽くしてくださった先輩たちに感謝しています。」と抱負と周囲のみなさんへの感謝を述べました。
 十一月一日には、役場との委託事務契約も締結しました。

=大城正廣さんがテント二張りを寄贈=
 結成総会では、大城正廣さん(前渡口)が安里治自治会長にテント二張(三号、四号)の目録を贈呈。大城さんは、「テントは自治会の諸行事に欠かせないものです。いろんな場面で重宝すると思います。」と話しました。

宮城恵子さん(民生・児童委員)
 県知事表彰受賞

 民生委員・児童委員の宮城恵子さんが、十月十九日、コンベンションセンターで行われた第四十八回沖縄県社会福祉大会で県知事表彰されました。民生委員・児童委員として昭和六十一年から島袋地区担当として地域福祉の増進に貢献したことが認められました。
 宮城さんは、受賞について「自分にできることをできる範囲でやってきました。今回の表彰は、地域のみなさんや家族の協力のおかげです。感謝しています」と話しました。

諸見里幸子さん(行政相談委員)
 全国行政相談委員 連合協議会会長表彰

 本村の諸見里幸子行政相談委員が、全国行政相談委員連合協議会会長表彰を八月二十五日に沖縄市産業交流センターで行われた行政相談委員及び市町村担当者協議会地区別会議で表彰されました。
 平成五年六月の委嘱以来、十一年の活動が評価されました。受賞について、諸見里さんは「大きな賞を受けて恐縮です。これからも行政相談委員として努力していきたい」と抱負を述べました。

豊原美和子さんが銀賞受賞
都市緑化コンクール 琉球みどりの文化賞

「緑の実践と希望」
 平成十七年度沖縄都市緑化月間に行われた都市緑化コンクールで豊原美和子さん(仲順)が、琉球みどりの文化賞・一般の部で銀賞を受賞しました。応募した「緑の実践と希望」には、三十年前から取り組んできた緑化事例が次のように紹介されています。
=夫と二人三脚で三十一種・八十一本を植樹=
 「夫と二人三脚で植樹し、家族で育てた庭には、現在、リュウキュウコクタンやイヌマキなど、三十一種類、八十一本の樹木が馥郁とした香りを放ち、昼夜を問わず家を包んでいる。
 わが家の気温は、気象台が発表する温度より常に二度ほど低い。猛暑といわれる日も、扇風機一つで夏を乗り切っている。涼風は、植物たちの贈り物です。四季を通じて、野鳥たちがさえずり、蝶が舞う。月影や夕暮れには美しいシルエットを演出する樹々に平安を覚える。「みどり」を崇高なものとして次世代に継承したい。」(抜粋)
 豊原さんは受賞について、「この頃は地球温暖化の問題も大きいでしょ。だから、きれいな庭でなくてもいいの、剪定もできるだけ緑を残しながらやっているのよ。一人でも多く、一本でも多く緑を増やして欲しいそんな思いで応募したの。一人ではだめでしょ、一軒だけではだめなの、素人でもできるし、手はかけなくてもいいの、だからみんなに緑を増やしましょうと呼びかけたいなと思ったの。
 でもね、私は指示をするだけ。夫が実践していることを私が書いて出したのよ。」と夫への感謝の気持ちがそこかしこに。

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