トップページ教友会結成、夜間パトロール等地域情報

いつまでも元気でいてよ!
祖父母参観日

 9月16日、北中城幼稚園(石川勝美園長)は、いつも温かく見守ってくれているおじいちゃん・おばあちゃんを招き、歌や踊りでもてなしました。敬老の日にちなんだこの催しは、毎年実施しています。今回は、年少・うさぎ組の野原隼輔ちゃんがサンシンで「安波節」と「デンサー節」を披露し拍手喝采を浴びました。もちろん、絵本やエイサーなど園児たちの一生懸命な出し物も大好評でした。さらに、保護者や地域の方による空手の演舞やピアノ演奏など数々の賛助出演もあり、1時間ほどの祖父母参観日を盛り上げました。
護佐丸わらび塾 地域子ども教室
 今年の7月からスタートした地域子ども教室「護佐丸わらび塾」が9月17日、大城公民館で開催されました。教育委員会・生涯学習課と連携した取り組みで、大城の花咲爺会と荻道・大城の子ども育成会が主体となって実施しています。毎週土曜日の午前10時から12時までいろいろな活動を展開しています。今回の、面シーサー作りには、村内各地から20人ほどが参加。親子3人で参加していた荻道の金城和沙さんと日和さん姉妹は「楽しいからお母さんといっしょにいつもきている」と満面の笑顔で話し、親子の時間を楽しんでいました。
[教友会]結成
 「各分野で活躍している退職教員のコミュニケーションの場を設け、お互いの健康や福祉の向上を図りつつ、学校支援や北中城村教育の振興に寄与する」を目的に[教友会]が結成されました。9月21日、村立中央公民館で行われた結成総会には村出身の退職教員のみなさん30人ほどが参加し、役員選出を行い次の方々が選任されました。
教友会役員(敬称略)
    会  長 仲 村 和 子
    副会長 新 垣 盛 孝・仲宗根 鈴 子
    会  計 安 里 正 一
    監  事 宮 城 永 昌・安 里 昌次郎
    事務担当 比 嘉 幸 吉・知 名 フミ子
和やかに敬老会
 9月27日、村社会福祉協議会(安里昌次郎会長)は73歳以上(対象者1360人)の高齢者を村立中央公民館に招き敬老会を行いました。370人程が参加し、来賓などの祝福を受けました。新垣邦男村長も「我が村は、高齢者が元気に働き、県内でも健康長寿村に入る。これからも健康な村づくりにみなさんのお力を貸してください。今日は楽しんでください」と激励。舞台では、喜舎場・屋宜原保育所の園児たちやボランアレクサークルなどが、長年、社会に貢献してきた高齢者の健康と長寿を祝福しようと余興を披露し喜ばれました。
北中城村老人クラブ連合会
創立40周年記念講演会

 北中城村老人クラブ連合会は、創立40周年記念講演会を9月28日・村社会福祉センターで行いました。村文化協会会長や琉球大学非常勤講師などを努める大城盛光氏が「沖縄の民俗行事」と題し講演。150人ほどの参加者は、北中城人の気質や中頭のウエンチュ(鼠)は、なぜ顔タマヤーかに始まり、「火の神」や「年の夜」「正月儀礼(若水・門松・お年玉)」など興味深い話題に聞き入りました。
夜間街頭パトロール実施
 10月3日「ちゅらさん運動の日」(毎月3日)に、村自治会長会(小橋川啓会長)が村内一斉夜間街頭パトロールを行いました。
 夜間のパトロールで暗がり診断を実施し、防犯対策に役立てることと「ちゅらさん運動の日」を村民に広報することなどが目的です。
 午後8時・村役場で出発式を行い、自治会役員や婦人会、宜野湾警察署員など60人程の参加者が村内の巡回に出発しました。
 また、島袋地域ですでに導入された「青色回転灯」が、安谷屋と渡口自治会にも導入され、地域防犯パトロールの事始めになりました。安全、安心な地域づくりに貢献することでしょう。
村史「新聞資料編より」
コラム
二字併称

 旧中城村の字の併称で、世に聞こえていたのは、荻道大城であろう。明治末年にできて、その後、芝居で盛んに歌い踊られた「挽物口説」の道行歌に「荻堂大城の坂」として登場している。
津波…あの坂、何でいゆる坂だやべるが。
主 …あれやよう 津波、荻堂大城の坂んで、いゆんてんどう。
津波:あんす高さる坂んあやべさや。
名をなす坂であったので、那覇の芝居に利用されたのであろう。
その他、併称される字名には、喜舎場仲順、和仁屋熱田、比嘉島袋、伊集和宇慶、添石伊舎堂、久場泊が聞ける。屋取集落では、屋宜原大平が連呼される。
 沖縄における二村併称について、東恩納寛惇の『南島風土記』には、併称は古くからあり、その際併称される地名の後が主体で、前のは単に意味を限定するだけの役しか勤めてない、とある。先述の連称例は、古くはどうだったのだろうか。現在は併称される字名は対等の意味、価値を有して、軽重は感じられない。
 併称は前の音節が短く、後のが長い音節の構成になっているといわれる。本村の例もそういう併称構成になっている。和仁屋熱田、比嘉島袋は、行政上の順序とは逆になっているのも音調の便法によるのだろう。二字連称は、公称では使用されず、隣接して生活習慣や言葉などが類似しているので親しみを込めて口唱しているようだ。
(大城盛光)

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