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元気にトーカチを迎えた比屋根ハルさん
 村では毎年、新百歳やカジマヤー、トーカチを迎えた高齢者の長寿を祝し、写真入りの額と記念品を贈っています。
 今年は、新百歳の該当者はありませんでしたが、カジマヤーを迎える方は十二人、トーカチを迎えた方は三十一人です。
 トーカチは、数え八十八歳のお祝い(米寿)で旧暦の八月八日(今年は、九月十一日)に祝うのが慣わしです。新垣邦男村長と大城盛次郎助役は九月十一日、トーカチのお祝いを携えて該当者を訪ね長寿を祝福しました。
 カジマヤー祝いは、数え九十七歳のお祝いで旧暦九月七日(今年は、十月九日)に行うのが慣わしです。
 村内で百歳を超える長寿者は九人で、最高齢は、昨年に続き荻道の安里千代子さん百七歳です。
 ご長寿のみなさんおめでとうございます。
  米の寿に うくらりる御祝 千歳あやかやい 百歳までん
(大正七年生)(敬称略)
喜舎場【二人】
 玉城ミネ・比嘉ウメ
仲 順【二人】
 仲本秋子・城間次郎
屋宜原【二人】
 浦崎ウメ・崎原盛次
安谷屋【一人】
 新里貞子
熱 田【六人】
 城間シズ・城間ヨシ
 城間ヨネ・大城ウメ
 安里カメ子・大城千代
和仁屋【二人】
 比嘉ハツ・比嘉ツネ
大 城【一人】
 安里シゲ
渡 口【四人】
 名幸サダ・比嘉盛蒲
 喜納徳昌・大城盛善
島 袋【五人】
 青木千代・伊佐マツヱ
 喜屋武さの・喜屋武靜枝
 名嘉平吉
瑞慶覧【一人】
 比屋根ハル
石 平【五人】
 村吉政吉・新垣カメ
 仲間ツル・新垣ミネ
 仲間シゲ
  幾春になてん 翠さしそえて 栄え行く先や 千歳までん
(明治四十二年生)(敬称略)
喜舎場【一人】
 比嘉テル
熱 田【一人】
 大城ヨシ
和仁屋【一人】
 上地盛徳
渡 口【一人】
 大城ウシ
島 袋【二人】
 比嘉キク・又吉榮吉
愛の村【三人】
 上原ヨシ・慶田 京
 島袋マシ
瑞慶覧【一人】
 比嘉カマド
安谷屋【二人】
 棚原和子・金城カメ
《一口メモ》
◎トーカチ
「トーカチ」は米の升を切る斗掻の意味。お祝に訪れた人々にたくさん盛った米にあらかじめさしておいた八寸(約二十四センチ)くらいの竹の斗掻を一本ずつ配った習慣からきたようです。
◎カジマヤー祝い
「カジマヤー」は本来、四辻や風車を指す方言。祝いの主役がカジマヤーを手に持つのはそれに因んでいます。九十七歳まで元気にいると童心に還るということでカジマヤー(風車)を持って盛大に祝います。地域をオープンカーでパレードする光景がよく見られます。
海外移住者子弟研修生
沖縄の文化や習慣を勉強しに参りました
よろしくお願いします
沖縄の人たちはとても親切で、景色もきれいです!
 今年も、アルゼンチン・ブラジル・ペルーから3人の研修生を迎えました。
 平成4年度から始まった「海外移住者子弟受入事業」は今回で14回目。これまで受け入れた研修生は、今年の研修生を含め40人になります。
 9月2日には、村立中央公民館に関係者80人ほどが集い歓迎会を行いました。3人は、自己紹介や研修への意欲、沖縄の印象などについて日本語であいさつしました。
アルゼンチン:仲順出身
比嘉 ディエゴ エルナン
受入先:比嘉盛吉さん(宜野湾市)
研  修:日本・沖縄の言葉と文化
専門研修:指圧
ペルー:島袋出身
安座間 ジョン 喜智
受入先:仲宗根喜栄さん(島袋)
研  修:日本・沖縄の言葉と文化
専門研修:経営研修
ブラジル:喜舎場出身
安里 グスタブォ 明
受入先:玉城義一さん(喜舎場)
研  修:日本・沖縄の言葉と文化
専門研修:情報処理技術
 今回の歓迎会には、折よく県費留学生として、今年4月から来沖中の仲泊ロッキー兼貴さん(喜舎場出身)と宮城美雪エリーザさん(安谷屋出身)も出席しました。
 仲泊さんは、カナダから沖縄の文化を学ぶため琉球大学に留学中。宮城さんは、ブラジルから琉球舞踊を学ぶため県立芸大に留学中です。お二人は、来年3月まで留学予定です。
 仲泊さんの父・仲泊兼勇さん(喜舎場)と、宮城さんの母・宮城房子さん(安谷屋出身で旧姓・比嘉)は、ともに、北中城中学校19期生。

 北中城村で六月に実施した工事の入札で談合情報がありました。調査の結果は、そのような事実は全くなかったものの、このような情報があることは、現在の入札制度を改善する必要があると判断しました。
 また、本村では、昨年の六月から最低制限価格制度を導入していますが、去る六月の入札で最低制限価格を下回った価格で入札した業者が数社あったことと、落札価格と最低制限価格が一致したため村議会議員と業者から不満が生じました。
 このようなことから本村は、公共工事の入札制度について改善の検討をすすめてきました。
 先ず、入札制度の案を作成し、議会議員や村商工会会員の地元企業(土木・建築業者)とそれぞれ検討会を実施しました。
 検討会の結果、次のとおり改善することで地元企業と意見が一致しました。
一、現場説明会は実施しない。
  この場合、指名業者名の公表は入札執行後とする。
  ただし、災害等で緊急性のある場合又は、特殊な建設工事等で特に詳細な説明を必要とする場合は現場説明を行うことができるものとする。
二、 指名業者等への連絡方法は、ファクシミリ、郵便又はメール等により行うものとする。
三、予定価格は、入札参加通知書に記載する。
四、最低制限価格制度とする。
 新しい入札制度で八月より実施しています。
総務課

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