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 行政改革推進委員会
 農業委員定数七人減と報酬の減額を答申
 
 
村長に答申する名幸会長と照屋職務代理
 

 北中城村行政改革推進委員会(名幸宏明会長)は、村長から諮問された「農業委員の定数及び報酬について」慎重審議を行い、六月九日、村長に答申しました。

 今回の見直しは、国の三位一体改革に伴う地方交付税や国庫補助金等の削減により村財政が厳しい状況にあることから行われるものです。
 農業委員会等に関する法律の一部が平成十六年十一月に改正され、委員の下限定数が条例に委ねられ、組織のスリム化や設置・運営に係る市町村の裁量の拡大が図られることになりました。これを受けて、九月に任期満了を迎える農業委員の定数条例等を改選前に整備する必要から早急に検討されました。内容は、行政改革を推進し、財政の健全化を図るため、委員の定数及び報酬を見直したものです。 
 答申にあたって会長は、村から示された農業委員会の活動状況、農用地の面積、農家戸数等の資料をもとに、全委員が意見を出し、活発に論議を重ね長時間にわたり慎重に審議した結果であり、答申を活かし、なお一層行政改革を進めるよう述べました。
 村では、行財政改革をさらに推進するために、今後すべての分野において改革案を策定し、同委員会に諮問する予定です。

北中城村行政改革推進委員会が始動しました
 5月31日、北中城村行政改革推進委員の辞令交付式が行われ、学識経験者や村民で構成された9人の委員が村長から任命されました。
 任期は、平成17年5月31日から平成19年5月30日まで、村長からの諮問を受けて審議します。

会長
名幸宏明
字熱田
職務代理者
照屋寛之
沖国大助教授
委員
花崎為継
字仲順
比嘉善弘
村監査委員
古堅トシ子
字喜舎場
玉城眞由美
字島袋
伊佐常助
字屋宜原
新垣秀昭
字大城
安里長信
村職労
諮問された事項を審議する委員
答申の内容
1、定数(16人から9人へ削減)
・選挙委員の定数 5人(現在10人)
・団体推薦委員の定数 2人(現在1人)
 (農業協同組合推薦委員、農業共済組合推薦委員)
・議会推薦委員の定数 2人(現在5人)
2、報酬(月額)
・会長66,000円を47,000円に、委員53,000円を41,000円にそれぞれ減額する。今後、さらに引き下げるべきである。
  また、諮問になかった費用弁償についても、廃止か引き下げを検討すべきである。
 農業委員会は、農業委員会等に関する法律により、農地面積が二〇〇ヘクタール以上の市町村に設置しなければならないことになっています。
 北中城村の現在の農地面積は、二二六ヘクタールです。
 農業委員会は、月一回の会議と、主に農地の権利移転、転用の審議、利用関係者の調整、自作農の創設維持、農地の集積、農業及び農民に関する情報提供等を行っています。

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