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 今年も婦人科検診が始まります。北中城村では、今年度より
婦人科検診(集団、個別検診)での乳がん検診に、マンモグラフィを導入します。
対象は40歳以上の方で、2年に1回の実施となります。
○乳がんって、どんな病気?
 乳がんは、乳房にある乳腺(母乳をつくるところ)に発生する、悪性の腫瘍(ガン)です。初期には,全身症状がないため、気づかない場合も多いのです。
○マンモグラフィって、なに?
 マンモグラフイは,乳房のX線(レントゲン)撮影のことです。乳房は、やわらかいため、専用のX線撮影装置を使用します。乳がんをはじめ、乳房にできる病気を見つける事ができ、しこりとして触れない、ごく早期の乳がんも発見できます。検査にかかる時間は、10分程度です。
○マンモグラフィで乳がんが100%見つかるの?
 マンモグラフイは、ごく早期のがんも発見できますが、どんなに質のよい撮影と診断が行われても約10〜15%の乳がんが、マンモグラフイのみでは見落とされることがあります。日頃から、自己検診をして、自分の乳房の状態を知っておくことも大切です。
自己検診の方法は?
< 見てチェックする>
・左右の乳房に差はないか
・乳頭に異常はないか
・乳房の表面に、えくぼのようなくぼみや、ひきつれがないか
・乳頭から、異常な分泌物はないか

*指で触る範囲
 乳房だけではなく、上は鎖骨、下は肋骨の弓側のところまで、内側は肋骨の中央、外側はわきの下まで触るようにしましょう。

<触ってチェックする>
・しこりがないか
・わきの下に、ぐりぐりしたものはないか

*触り方
 指の腹を小さく滑らせるよ
 うに動かして触りましょう。

 自己検診の時期としては、月経が終わってから1週間ぐらいが、乳腺が安定しているため、自己検診に最適です。
 乳がんは,早期発見なら90%の方が治ります。早期発見のために,自己検診やマンモグラフイなどによる定期検診が大切です。
文芸コーナー
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