四月二十八日、村役場でエコファーマー認定証伝達式が行なわれました。認定を受けたのは、パッションフルーツ生産者で北中城村果樹振興会の徳村勝昌さん(熱田)、大城永考さん(渡口)、大城保さん(渡口)、安里栄次さん(荻道)、安里良一さん(荻道)の五人です。
ちょっと耳慣れない「エコファーマー」ですが、土づくりや減化学肥料・減化学農薬などで環境にやさしい農業に取り組む農業者の名称です。認定は村内では初めてです。
エコファーマーになると次の、特典があります。
①全国共通のエコファーマーマークが使える。
②税制上の優遇措置が受けられる。
③農業改良資金(環境保全型農業導入資金)の貸し付けに関して優遇措置が受けられる。
伝達式では、県中部農業改良普及センターの正木虎夫所長から一人一人に「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画認定証」が手渡されました。

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認定者を代表して、徳村さんが、「中部農業改良普及センターや村にはお世話になりました。これからも頑張って北中城村のブランドをつくっていきたい」とあいさつしました。
伝達式では、大城保さんのとれたてのパッションフルーツが参加者に振舞われ、甘酸っぱい味を楽しみました。
エコファーマーは、県知事が認定し、県内では七十二人(平成十七年三月現在)が認定を受けています。
県内で最初に認定されたエコファーマーは、平成十五年十月の北大東村馬鈴薯生産部会の十三人でした。
産業振興課 |