瑞慶覧公民館にミニ図書室を設置し、貸し出しや読書会のボランティアをしている仲村和子さんを紹介します。
和子さんは、このボランティアを始めて今年で12年目を迎えました。週2回の貸し出し日には『ただ今図書室を空けています。本を借りに来て下さい。』と区民への呼び掛けを忘れません。今回は、図書室の設置やその動機などについて伺いました。 「活字離れの昨今子供たちに何とか読書に親しむチャンスを与えたいということと、教員時代に図書館司書教諭資格を取得し、退職まで図書館教育にかかわってきたので、何とかそれを継続していきたいということで始めました。本の購入費は部落から年間15万円の補助を受けています。選定は、読書感想文の課題図書や学習マンガ、絵本等、大人用にはベストセラー、郷土もの、エッセイ等ジャンルに偏りのないように配慮しています。
子供たちに読む楽しさをわからせる。いきなり読めでは読んでくれない。まず本が好きになるためには幼児期から読み聞かせをすることが大切。本を読むことによって豊かな感性が育まれます。「忙中閑あり」涼しい秋の訪れです。読書に親しむ季節にしたいですね。」と情熱的に語りました。 |