ブックタイトル広報北中城3月号

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概要

広報北中城3月号

みんなの広場1違いを強みに命の大切さ伝える23たからしょうた県教育庁中頭教育事務所で働く髙良翔大さん(28)が北中城中学校を訪れ、自身の経験を基に人権講演会を行いました。髙良さんは、四肢の骨が成長しない骨形成不全症で1歳半になっても立てない事を両親が心配し、受診したことで分かりました。小学校高学年ごろから周囲と出来る事に差が出来始め、身長が小さいことで笑われて辛い経験をしたことや、母親とぶつかり「なぜ、自分だけ?生まれてこなければ良かった」と感情を爆発させてしまったことなどを話しました。その時泣きながら母に言われた「あなたは世界でたった1人。みんなと同じじゃなくて良い。自分らしく生きていきなさい。」という言葉で気持ちが楽になったと言います。人はそれぞれ違うのだという事を受け入れ、支えてくれている周りの人たちに感謝することを忘れないで欲しいと自身の思いを述べて講演を締めくくりました。1110「弱さこそが人間の強み」-多様性尊重は合理的!こども映画祭運営を通じて発見したこと-映画プロデューサー、宮平貴子氏を講師に招いた人権講演会(平成29年度人権啓発活動地方委託事業)が平成29年11月10日、村立中央公民館で開催されました。宮平氏は「みんな違ってあたりまえ。色々な人と色々な形でつながることで楽しく過ごせる」と、これまでの映画製作の活動や経験から人との関わり方について講演を行いました。130北中城村と琉球大学が包括連携協定締結北中城村、村商工会、村観光協会と琉球大学との包括連携協定締結式が1月30日、イオンホールで行われました。4者が相互に連携・協力を図り、北中城村の将来像の実現に資することを目的としています。新垣邦男村長は「流れの速い世の中に対応していくには、自治体だけではどうしても難しい。琉大と本村が提携を結び、農業、商業、観光、人材育成など様々な分野で一緒に知恵を出していきたい」と述べました。また、琉大農学部の川満芳信教授が「植物工場による北中城の地域振興」と題して講演。4者による懇親会も行われました。琉球大学と自治体が包括協定を結ぶのは9例目となります。本村においては、沖縄女子短期大学、沖縄県立芸術大学に続いて3例目となります。126北中城小学校6年生税金勉強会北中城小6年生124人を対象に税金の勉強会が行われました。「わたしたちのくらしと税」をテーマに村役場税務課職員がスライド資料を使って解説。「税が無くなるとどうなるか。学校生活に欠かせない机やイス、教科書にも税金が使われている」など、税金が暮らしの中で有効活用されている事例を説明しました。「税金って払ったほうがいいの?」と疑問を持っていた児童らも「税金の考え方が変わった」「税金がないと不便」と意識が変わるきっかけになりました。担当職員の宮城さんは「児童の反応が良かった。これをきっかけに税に関心を持ってほしい」と話しました。7 2018. 3月号広報