ブックタイトル広報北中城1月号

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概要

広報北中城1月号

北中城村教育委員会生涯学習課?935-3773第22回北中城村ふれあいグランドゴルフ大会11月5日(日)村教育委員会、北中城村スポーツ推進委員協議会主催の第22回北中城村ふれあいグランドゴルフ大会がしおさい公苑にて行われました。本大会は壮年・婦人を対象の自治会対抗となっており、天気にも恵まれ、和やかな雰囲気のなか、42名の参加者がありました。結果は下記のとおり(団体)壮年の部優勝:安谷屋ニーセーター婦人の部優勝:りっかレディース(熱田)(個人)壮年の部優勝:安里淳(安谷屋)婦人の部優勝:大城孔子(熱田)第18回生涯学習フェスティバル開催!!日時:平成30年1月20日(土)午前10時~オープニングセレモニー午前10時~展示部門午前10時10分~舞台部門午後1時~体験コーナー午後1時~Live in kominkan13場所:村立中央公民館主催:北中城村教育委員会☆舞台部門公民館サークルによる舞台発表☆展示部門?公民館サークル作品展示・各種団体活動紹介☆体験コーナーペン字・パステルアート・折り紙等☆Live in kominkan13村内バンド・ストリートダンス他沖縄子どもの国ミニ動物園もやってくる!飲食ブース・あやかりの杜古本市もあるよ~泡盛1升15,612円也!「島袋のろ殿内資料」にみる王国時代の泡盛あけましておめでとうございます。年末年始は忘年会や新年会でお酒を飲む機会が多かったのではないあざでしょうか。沖縄のお酒といえば泡盛ですが、今回は字島袋の「島袋のろ殿内資料」の中に記録された泡盛について紹介します。「島袋のろ殿内資料」のなかで最も多いのが、島袋ノロが執り行う祭祀の収支に関する古文書です。泡盛のことが記されているのは、島袋ノロが1821(道光元)年にウタキ(御嶽)やカー(井戸)などに祈願した際の記録で、供物の材料など祭祀に必要な品々の名称と数量、購入金額が記されています。そのなかに泡盛4升5合(8.1l)を36貫800文で購入したことが記されています。現在の価値にすると70,067円、1升(1.8l)あたりだと約8貫200文(15,612円)となります。当時の記録によれば、買い出しや下働きなどの1日分の賃金が3貫(5,712円)です。泡盛は1升あたり8貫余なので2日分の賃金でも買うことができません。王国時代、泡盛は首里の赤田・崎山・鳥堀のみで製造・販売され手に入りにくいうえ、原料のお米も貴重であったことから高価になったと思われます。現在のように気軽に楽しめる品ではなかったことがわかります。すずせいついびんいまりやきとっくりこのほか「島袋のろ殿内資料」には錫製の対瓶や伊万里焼の徳利があり、拝みで泡盛を供える際に用いられたと思われます。「島袋のろ殿内資料」には当時の様子を知る貴重な情報が含まれています。皆さまのお宅にもこのような古文書や道具がございましたら、ぜひご一報下さい。文化振興だよりお問合せ/村教育委員会生涯学習課文化振興係?935-3773あやかりの杜から本の紹介錫製の対瓶や伊万里焼の徳利(写真中列)「私はネコが嫌いだ。」よこただいすけ作頑固親父が嫌いな猫を飼う羽目になり、日々の生活で「私はネコが嫌いだ」とつぶやきながらも、すっかり生活の一部になっていく様が、鮮やかな色合いの温かみある画風で綴られています。そしてラスト…何度見ても涙・涙。愛猫家にはたまらない作品です。「嫌われる勇気」岸見一郎作どうすれば人は幸せに生きることができるかという哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な答えを提示する「アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)」について、青年と哲人の対話形式を用いて解説します。対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈ります。「星守る犬」村上たかし作朽ち果てた車中で寄り添うように亡くなっていた男性と1匹の犬。そこは、残された僅かな時を生き抜いた哀しくも愉快な旅の終着点。この本を読み終わると飼っている犬を思わず抱きしめて謝りたくなる。小さな命がどれほど自分の宝かを思い知る。戌年にちなんだ、名作を堪能下さい。2018. 1月号広報14