ブックタイトル広報北中城8月号

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概要

広報北中城8月号

625奇跡のあじさい植樹祭へ福島県須賀川市藤沼湖自然公園で行われた「※奇跡のあじさい植樹祭」へ村役場福祉課喜納啓二課長、企画振興課山城奨吾主査の2名が参加しました。植樹祭の開会セレモニーでは、実行委員長の深谷武雄さんが「あじさいの咲く湖が記憶をつなぎ、地域が前に進むための希望のシンボルになってほしい」と述べました。また、セレモニーでは喜納課長が北中城村における福島県・熊本県への支援や交流についての話をし、沖縄県の里親を代表して挨拶をしました。植樹祭には北海道から沖縄県まで全国各地より個人、団体などが約1,000名参加し、“奇跡のあじさい”を通しての今後の新たな交流発展が期待されます。※奇跡のあじさいは東日本大震災で決壊した藤沼湖の湖底で見つかり、須賀川市の有志が希望の象徴として湖畔に飾るため、あじさいを増やしてくれる里親を全国で募集しています。本村では福島と沖縄の交流をとおして復興振興に取り組む「福島・沖縄絆プロジェクト」の仲介により、昨年5月に沖縄県弟一号の里親としてあじさいを譲り受けました。現在も村役場第二庁舎前で育成しています。村役場にお立寄りの際には是非あじさいもご覧ください。みんなの広場開会セレモニーでの喜納課長挨拶藤沼湖と植樹する参加者630水耕栽培実証実験スタート北中城村ではレタスやニンニク、コーヒー豆などを「植物工場コンテナタイプ」で水耕栽培する実証実験をスタートしました。コンテナは、熱田漁港近く「しおさい市場」に隣接する敷地内に5基を設置。北中城村の狭小農地や耕作放棄地を有効活用し、農業経験が浅くても安定生産が可能で栽培環境がパッケージ化され管理しやすい手法として注目されています。今後は付加価値のある「島野菜」の栽培実験も予定されています。【5タイプでの実証実験を2~3年かけて実施】1号機太陽光利用型2号機人工光(蛍光灯、LED)3号機太陽光+多機能設備(養殖)など4号機人工光+多機能設備(養殖)など5号機人工光+エネルギー利用型しおさい市場隣にあるコンテナレタスの苗が設置されたトレイは移動式で生育状況は遠隔操作で確認サニーレタス(上)、安座間珈琲提供のペルー産珈琲栽培(下)【水耕栽培実験への主な取り組み】◎?「島野菜」など付加価値の高い野菜の安定生産◎農業従事者不足の解消◎北中城村特産品づくり◎営農(農業経営)改善、所得向上◎?6次産業化による農業経営の多角化促進ポ3ニ号ッ機ク、ス4で号テ機ィでラはピアアクをア養殖*「アクアポニックス」水産養殖(魚の養殖)と水耕栽培(土を使わずに水で栽培する農業)を掛け合わせた、新しい農業。魚と植物を1つのシステムで一緒に育てます6月30日始動式典で、新垣邦男村長は「北中城の光となるような新しい農業を目指したい」とあいさつ。※一般からの視察申込みは、実験への対応が適確、スムーズに取り組めるまでは実施されません2017. 8月号広報4