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概要

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1はじめに  平成29年第2回北中城村議会定例会の開会にあたり、提案いたしました議案等の説明に先立ちまして、村政運営の基本方針と主要施策の概要を申し述べ、村民の皆様をはじめ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 さて、平成29年度の日本経済は、雇用・所得環境が改善し、経済の好循環が進展する中で、民需を中心とした景気回復が期待されております。物価についても、需給が引き締まりつつある中でも上昇し、デフレ脱却に向け前進すると見込まれております。また、平成32年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、訪日観光需要の増加や関連する建設投資の増加以外にも様々なルートで日本経済に大きな影響を及ぼすと見られ、首都圏のみならず地方にもプラスの効果を及ぼすことが期待されております。また、沖縄県経済においても、建設関連が引き続き好調を維持し、消費関連も雇用環境の改善などから好調を維持するものと見られております。さらに、平成32年度には西原・与那原地区内での大型MICE 施設の開業や那覇空港第2滑走路の完成が予定されていること、琉球王国グスク及び関連遺産群が世界遺産登録20周年を迎えることから、観光客の急増に伴う旅行需要の伸びが期待されており、景気拡大の動きが強まるものと予想されております。本村としましても、県経済の好調を受け、観光に関する取組みや健康・スポーツに関する取組みを進めていく必要があると考えておりますが、平成30年度の国民健康保険事業の広域化に伴い、平成29年度までに累積赤字を解消するよう国・県から求められており、一時的に厳しい財政状況となっております。今後、中部徳洲会病院やアワセ土地区画整理地区内での住宅建設により、年次的に村税の増収が見込まれますが、今は将来に向けた基盤固めの時期と考えており、村政運営にあたっては、国・県の動向を注視しながら諸施策を推進していく必要があります。今後も村の更なる発展を目指し、将来像とする「平和で人と緑が輝く 健康長寿と文化のむら きたなかぐすく」の実現のため、職員一丸となって取り組んでまいります。それでは、各分野における平成29年度の主な施策・事業について申し上げます。2生活環境の整備と都市計画? 社会資本整備事業について安全で利便性の高い住みよい生活環境を維持していくため、村道北中城高校127 号線(渡口橋)道路改良事業の用地買収及び工事への着手、中城公園アクセス道路拡幅事業に伴う用地買収を実施することで、継続した社会資本整備を進めてまいります。? 北中城村多目的アリーナ整備事業について着手を予定しておりました建築工事につきましては、アリーナ建設予定地の仮換地を受けた一部の地主の方の承諾が得られなかったため、一旦休止をせざる平成29 年度施政方針平和で人と緑が輝く健康長寿と文化のむら きたなかぐすくを目差します? 2 ? 2017.3.27