ブックタイトル広報 北中城 7月号

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概要

広報 北中城 7月号

★文部科学大臣賞受賞おめでとうございます。図書館スタートから8年目の快挙となりますが、どのような点が評価されたのですか?(野原館長) 「小中学校の児童のための送迎バス付き図書館」「ゼロ歳児検診時のブックスタートの活動」「公園での自然観察体験 アヤハベル探検隊の取り組み」などの継続的な活動が評価されました。 平成二〇年度から島袋小、二十二年度北中城小、二十六年度は北中城中学校と、学校と図書館をつなぐ送迎バスを運行しています。県内でも送迎バス付図書館は珍しいのではないでしょうか。放課後に子どもたちが図書館で本を読む時間を過ごし、親がお子さんを図書館に迎えに来ることで大人が本を読む機会も増えました。 昨年の十月に、沖縄県より「子どもの読書活動優秀実践図書館の部」で県教育長賞を受賞しました。県から文科省へ取り組みを推薦していただいたことが大きな弾みとなりました。★独自の企画などにも取り組み、村外からもうらやましがられる図書館ですが、これからは、どのような図書館を目指していきたいですか?(野原館長) 「心の通った図書館」づくりを目指しています。以前、中城城跡での遠足の予定が雨になり、「あやかりの杜図書館に行っていいですか?」と保育園から急遽連絡が入りました。そういったことにもすぐに対応しました。大人向けの企画の「夜の図書館」も好評でした。子どもから大人まで多くの人が利用できるような図書館を目指していきたいです。 児童福祉週間にちなんで、5月14日、村の総合社会福祉センターにて第22回子どもまつりが開催されました。村社会福祉協議会、村民生委員児童委員協議会、村スポーツ推進委員協議会により、ニュースポーツコーナー、手作り玩具コーナー、あそびコーナーが設置され、参加した約170名の子どもたちは、スタンプラリー形式で各コーナーを回りました。遊び終えた子どもたちにはおかしが配られ、楽しいひと時となったようです。  当日の会場には、ゆるキャラたちも駆けつけてくれて、どのコーナーも大いに賑わっていました。 2008年に開館したあやかりの杜は、指定管理制度を導入している複合型学習施設。学校と図書館を結ぶ巡回バスや子ども向け体験学習の他、英会話や三線、ヨガなどの生涯学習も充実。キャンプ場も併設し多くの人に利用されています。受賞した大臣賞は子ども達への読書活動の取組みが優れている団体・個人に贈られます。 6月3日、野原浩司館長と総務の當銘由紀夫さんが北中城村役場を訪れ、新垣邦男村長に受賞の喜びを報告しました。新垣村長は「独自の企画で、年々いい取り組みを積み重ねている。今後も頑張ってほしい」と祝福しました。 図書館を中心とした複合施設あやかりの杜が、「平成二十八年度子どもの読書活動優秀実践校等文部科学大臣表彰」を受賞しました。あやかりの杜文部科学大臣賞受賞村長表敬左より 野原館長、當銘さん赤瓦が独創的におりなす外装子どもまつりが      開催2016.6.25 ? 7 ?