広報北中城10月号

e-book|めんそーれ沖縄 外国人観光客接遇マニュアル page 10/16

電子ブックを開く

このページは 広報北中城10月号 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
外国のお客様の、満足につながるヒントがきっと見つかる!業種別の接遇場面、外国人観光客へのインタビュー等の動画を使って、具体的な接し方やリスニング、発音の学習に役立ててみてください。

ムラの祭祀調査ふうち現在文化振興係で実施している村内歴史風致資産調査の一環として、村内各字の祭祀行事に事務局員がお邪魔して記録を取らせていただいています。今回は、去る8月1日(旧暦6月25日)に行われた瑞慶覧のカシチー御願の様子を順を追ってご紹介します。瑞慶覧におけるカシチー御願は、自治会役員による巡拝と、区民参加の殿での御願の2部構成となっています。ウガンメー1公民館を出発して、はじめに屋号「御神ぬ前」の仏壇を拝みます。トゥンウガン2次に普天満宮を訪れ、参拝所横のお賽銭箱の前にビンシー(御願道具)を置いて拝みます。ウフミーヤー3再び集落内に戻り、屋号「大新屋」のウカミヤー(御神屋)を拝みます。トゥン4字の公民館まで戻り、区民総出で殿を拝みます。5最後は公民館でウサンデー(御下がり)します。事務局メンバーもちゃっかりごちそうになりました。企画展旧瑞慶覧は、去る大戦により集落域を丸ごと米軍に接収されました。それゆえ「基地に消えた部落」と称されることもありますが、伝統的な祭祀は現代風にアレンジされている部分はあるものの、区民の意識の中にしっかり受け継がれていることがわかります。しかし、なぜ普天満宮を拝むのかなど不明な点も多く、今後さらに調査を進めていく予定です。調査に快くご協力いただきました自治会役員の方々や瑞慶覧区民の皆様、本当にありがとうございました。文化振興係では、8月1日から9月1日までの1か月間、村立中央公民館1階ロビーにおいて企画展「見て知る昔のくらし」を開催しました。昔の人々が使用していた生活に関わる道具を目にして理解することで、昔の人々の暮らしの様子を感じ取ってもらえたのではないでしょうか。その他にも、ムラの祭祀の記録映像やノロ関係資料なども紹介し、北中城村のムラの歴史や文化にも触れることができたことでしょう。ご来場していただいた多くの皆様に心よりお礼申し上げます。次回の展示会も楽しみにしていて下さい♪【問い合わせ】村教育委員会生涯学習課文化振興係?935-377310 2013.9.25