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2008年新年のごあいさつ
北中城村長  新垣 邦男

 村民の皆様に、謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様におかれましては、初春を夢と希望、さらには、ご家族の幸せを願ってお迎えのことと存じます。
 旧年中は村政に対しましてご支援とご協力を賜り心から厚くお礼申し上げます。
私は村長に就任して以来、「愛される村づくり」を基本姿勢として、公正公平で民主的な村づくり、村民一人ひとりが大切にされる村づくりを目指して村政運営に取り組んでまいりました。就任4年目の年を迎えるにあたり、今年はこれまでの施策の集大成を行ない、村政発展のため一層の努力をしてまいる所存でございます。
 さて、国の三位一体改革や地方分権の流れの中で、地方自治体を取り巻く環境は大きく変化しております。厳しい財政状況の中ではありますが、自治体の創意工夫や力量により個性ある地域づくりを進め、村民の皆さまに充実した住民サービスを引き続き提供していきたいと思います。
 これまでの具体的な取り組みとしては「アワセゴルフ場跡地利用計画」がいよいよ実施計画の段階にきており、関係機関と十分協議しながら進めていきます。
 「あやかりの杜」については次年度の供用開始に向け指定管理者を選定し運営管理を委ねていきます。永年の懸案事項でありました村管理の納骨堂も完成し、無縁の遺骨等の納骨を早期に実施していきます。
 また、特産品づくりでは「アーサ」が県の拠点産地の認定を受け、県内はじめ県外に向け販売ルートの確立ができつつあります。地産地消の取り組みも生産者の皆さんのご協力で着実に進展しております。教育や環境、福祉、文化などの分野におきましても、村民の皆さまのご協力が不可欠であります。これまで同様、村民の皆さまと行政が互いに知恵を出し合い、力を合わせて取り組んでいきたいと思います。
 結びに村政に対する村民皆さまの尚一層のご支援とご協力をお願いすると共に、皆さまのご健康とご多幸を心からお祈りいたしまして年頭のごあいさつと致します。

2008年 元旦
北中城村長  新垣 邦男



北中城村議会議長  中村 勇

 明けましておめでとうございます。
 新春を迎え、村議会を代表して謹んでごあいさつを申し上げます。
 村民の皆様には輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日頃から本村議会に対するご支援とご協力を賜り衷心より御礼申し上げます。
 昨今は、政治の世界及び経済界に於いても激動の年であり、都市と地方の地域間格差はますます拡大している中で、地方自治体においては大変厳しい財政運営を強いられている現況であります。
 先般第五十一回町村議会議長会全国大会が催され、地方自治の基礎自治体のあり方及びチェック機能の充実を図る観点から議会制度のあり方、監査機能の充実強化を構築する事等の「分権時代に対応した基礎自治体の確立に関する特別決議」と地方財政計画に地方の財政需要を適切に反映し、地方税財源の充実確保を図る事等の「地方交付税の還元、増額等に関する特別決議」が決議されました。その他、全国議長会として二十三項目の要望と九項目の各地区要望が協議検討され採択されました。
 また、行政視察研修として埼玉県三芳町を訪問しました。同町では「パブリックコメント制度」いわゆる意見公募手続で、計画や条例等の案を事前に公表して、住民から意見を公募し、意見に対して町が考え方を公表すると共に、その意見を考慮して最終案を作成していく手続を行うシステムが確立しております。
 今後のまちづくりにおいて住民協働の基盤となる「情報共有」の一環として、また、行政改革における「行政の透明性の確保」の観点からも、パブリックコメント制度の必要性から同制度の整備が進められたとのことであります。
 本村においても、引き続き行財政改革に取り組んでいるところであるが、協働のまちづくりにおける情報の共有や行政改革における「行政の透明性の確保」の意味からも行政評価制度、パブリックコメント制度の導入を検討すべきではないかと考えます。
 現在の政治情勢からして真に議員も職員も政策集団に変わらなければならない大きな過度期にあるのではないでしょうか。新年を迎え、議会としても村民の信頼と付託に応えるべく、使命感と行動で課題解決に臨む決意であります。村民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつと致します。

2008年 元旦
北中城村議会議長  中村 勇



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