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アワセゴルフ場跡地利用計画策定

新垣村長へ計画を報告する野崎委員長(中央)と名幸副委員長
新垣村長へ計画を報告する野崎委員長(中央)と名幸副委員長

 アワセゴルフ場跡地利用基本計画検討委員会(野崎四郎委員長)が5月25日、新垣邦男村長へ基本計画策定の報告を行いました。アワセゴルフ場は平成20年度末に返還が予定されています。村では、跡地利用について平成16年度に基礎調査を行い、17年度に基本構想を策定。今回、国・県・村・地権者・有識者で構成される委員会で基本計画をまとめました。
 野崎委員長と名幸宏明副委員長は、「返還後、市街化区域への編入・土地区画整理事業の推進をめざすが、現状では埋蔵文化財等の基礎的な諸調査がなされていない。早期実現のためにこれをどう進めていくか」「村として、この地区を村全体とどのように結びつけるかが非常に大事である」と、今後の留意点を挙げました。
 報告を受けて新垣村長は、5月31日に県庁の仲里全輝副知事を訪ね、基本計画の提示と跡地利用計画の早期実現についての支援を要請しました。
 基本計画は、平成17年度に策定した基本構想を基に、地権者意向や企業からの意見を取り入れて策定されています。全面を区画整理事業により開発し、道路計画、公園緑地の配置を行い、地域全体を5つのゾーンに分け、中部圏域の新たな顔となる交流拠点を目指します。
 1.スポーツ・メディカルゾーンでは健康・長寿・医療・福祉などをキーワードとし、スポーツレクリエーション、医療、福祉関連等の施設の集積を図ります。
 2.店舗併用中層住宅ゾーンは複合型商業交流施設ゾーンと住宅ゾーンとの緩衝帯となる商業・住宅が複合するゾーンです。ここでは長期滞在型宿泊施設などの立地も考えていきます。
 3.中層住宅ゾーンでは本地区の南北軸を形成する道路沿道の持つ生活利便性を活かしながら、統一感のある沿道景観を演出する集合住宅地を集積します。
 4.低層住宅ゾーンは緑、ゆとり、海への眺望など地区の特性を生かしつつ、統一感のある町並みで質の高い戸建住宅地を形成するゾーンです。敷地面積を広く取り、高級住宅街の形成も想定します。
 5.複合型商業交流施設ゾーンでは約17fの敷地に広域からも人を呼び込める交流拠点を形成し、新しいまちの核として賑わいを創造するゾーンと位置づけています。ここでは商業施設に加えて、娯楽施設やイベント広場等、多様な機能の立地を図ります。

イメージ図


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