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北中城高等学校三年 土田知加子さん(安谷屋) 海外短期留学を終えて
私にとって、アメリカに行くのは何時か叶えたい夢の一つでもありました。高校三年生でこれがチャンスと思いこのプログラムに参加しました。アメリカは、何もかもが大きく、周りを見回しては驚いていました。ミネソタ州は、とても涼しく、大学の敷地も広く緑に囲まれた環境で、しかも綺麗な建物でした。ここで三週間を過ごすかと思うと、もう沖縄には帰りたく無くなりました。セント・ジョーンズ大学では、五人のカウンセラーが一日中私達を世話してくれました。片言の英語も理解してくれて、いつも優しくコミュニケーションをしてくれました。午前中は、ESLの授業を受け、午後は、宿題を終え湖へ行ったり、体育館で遊んだり、買い物へ行ったりと毎日違った日々を過ごしました。そんな毎日で、時間がとても速く、しかも楽しく自然に英語と触れあうことが出来ました。
ホームステイでは、大学の生活とは違い、家族に馴染まなければなりません。最初は会話もうまく聞き取れず、戸惑いもありました。しかし、ホストファミリーは、私に合わせ、話をしてくれましたのでだんだん打ち解けて行くようになりました。このホームステイの三日間でアメリカの色々な文化を見ることができました。家庭のあり方、人との接し方など、日本とは違う光景ばかりでした。そして、沢山の人と出会いました。みんなが優しく話しかけてくれ、笑顔であいさつをしてくれました。自分が住んでいる国もこんな風になれば、どんなにいいだろうと思いました。
帰国の前日、三線、舞踊、習字などの日本の文化をホストファミリーやカウンセラーが集うパーティーで披露しました。卒業式は、とても寂しく、別れがこんなに辛いとは思いませんでした。私は生徒を代表し、感謝の気持ちを英語で伝えましたが、発音はちゃんと出来ているか心配でしたが、とてもいい経験になったと思っています。言葉は、お互いに分からなくても、人と人は通じ会えるということがここへきて本当に分かりました。
この研修を通し、自分がとても変わったような気がします。この三週間が全ていい経験でした。そして、このプログラムをきっかけに、これから先、沢山の事に挑戦して行きたいと思います。将来、アメリカに行く時には、もっと英語力をつけ、いろんな人と会話が出来、お互いが理解し合えるようになりたいです。
この機会を与えて下さった村長さん、教育長さん、そして全ての関係なさった方々に感謝致します。本当にありがとうございました。
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▲楽しい日曜日。今日はなんにもサンデー
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▲ミネソタからこんにちは!
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▲短期留学を終えての報告会

海外移住者子弟研修生
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▲民族舞踊や空手を披露した研修生

平成十六年度 第十三回北中城村海外移住者子弟研修生4人が来村しました。今回の研修生は、ペルーの喜納アレックシスさんと比嘉ロベルトさん、アルゼンチンの稲福フェルナンドさんとブラジルの比嘉プリシーラさんです。四人は三ヶ月間北中城村に滞在し、日本語や三線を習ったり、それぞれの課題の研修をしたりします。また、地域のみなさんとの交流も行います。また、九月十日には歓迎会が行われ親戚など関係者九十人余が集まり研修生を歓迎しました。その中で研修生それぞれが民族舞踊や空手を披露し、参加者を楽しませました。

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